[図解]比べてわかる! 世界を動かす3宗教 - ユダヤ教・キリスト教・イスラム教

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[図解]比べてわかる! 世界を動かす3宗教 - ユダヤ教・キリスト教・イスラム教

  • 著者名:保坂俊司
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2017/01発売)
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  • ISBN:9784569810157

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内容説明

近年、企業活動のグローバル化と軌を一にして、日本の衰退が叫ばれている。その背景に日本人の「宗教軽視」があることは意外に自覚されていない。いくら良い製品であっても、それが宗教を含む消費者の文化的ニーズに合わなければ、売れるはずがない。世界の多くの国や地域では、宗教が日常生活はもとより、国家の在り方にまで大きな役割をはたしている事実を知らなければならない。本書はこうした視点から、いま世界を根底から動かしていると言えるユダヤ教、キリスト教、イスラム教について比較解説した。実はこの3宗教は同じルーツを持っている。その後、ユダヤ教は今日の金融経済を牛耳り、キリスト教は近代資本主義を生み出し、イスラム教は独自の金融システムと独裁政治を特徴とする文化圏をつくり出した。いったいこれら3宗教が、なぜ、どのようにして世界の枠組みをつくったのか? グローバル時代の常識として、ぜひ読んでおきたい一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tenso_h(堀川てんそ)

3
宗教でないものに収束していく必要が・と思う私からすると比較の書は面白い。政教分離のアメリカ的実際と日本的(フランス的?)なものの違いは確かにおお!と思わせる。国家元首が就任式で聖書にふれながら宣誓してるわけですからね。EUで破綻しそうなのは非プロテスタント国とかイスラム国家が政教分離を取りづらい理由なども面白い。私的にはイスラムが批判される(必然とは思っていません)理由を生んでいるのは平均的豊かさを味わった年数の違いにある気がする。世界4位の人口、多くのイスラム教徒を抱えるインドネシアに俄然興味が。2013/11/18

野々蘭

1
もともと同じルーツをもつユダヤ教・キリスト教・イスラム教の3宗教の基礎的な知識がとても分かりやすくまとめられており、「覚えてないけど今更聞けない…」と思ってた私にぴったりの本でした。序章:3つの宗教の関係性、1:歴史、2:教えの内容、3:生活・文化、4:現代社会(政治や事件などとの関係性)という構成でそれぞれが比較されています。中高の授業でひたすらカタカナの用語を覚えさせられた時は何とも思わなかったのに、こうしてまとまってるととても楽しく興味深い内容でした。無宗教=知らなくて良いではないのだと痛感。2013/12/08

スパ郎

0
最低限教養として宗教のことも知ってないといけないなと思い読んだ。ふわーとわかったけど一回読んだだけじゃすぐ忘れるんだろうな。2017/06/20

なおこっか

0
初心者にはとても分かりやすかった。以下、主にユダヤ教についてメモ→ユダヤ人流浪の歴史は紀元前から。大きな要因は一世紀頃から多神教を要したローマ帝国と対立したこと。ユダが裏切ったからだというのは一部の理由でしかなかった/ユダヤ教における預言者はモーゼ/聖典は「トーラー」といい、十戒などが書かれている。シナゴークの中央にはトーラーを納めた聖櫃がある/安息日は土曜日/キリスト教の牧師は教会のまとめ役の立場で、司祭とは違い、厳密には聖職者ではない。2015/09/23

リトル

0
★★★2014/06/07

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