岩波文庫<br> ブッダのことば - スッタニパータ

個数:1
紙書籍版価格 ¥1,243
  • Kinoppy
  • Reader

岩波文庫
ブッダのことば - スッタニパータ

  • 著者名:中村元
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 岩波書店(2017/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003330111

ファイル: /

内容説明

数多い仏教書のうちで最も古い聖典.後世の仏典に見られる煩瑣な教理は少しもなく,人間としての生きる道が,ブッダとの対話のなかで具体的に語られる.初訳より二六年,訳文はいっそう読み易くなり,積年の研究成果が訳注に盛られ,読解の助けとなると共に,他仏典との関連,さらには比較文化論にも及び,興味はつきない.

目次

目  次

 第一 蛇の章
  一、蛇
  二、ダニヤ
  三、犀の角
  四、田を耕すバーラドヴァージャ
  五、チュンダ
  六、破滅
  七、賤しい人
  八、慈しみ
  九、雪山に住む者
  一〇、アーラヴァカという神霊
  一一、勝利
  一二、聖者

 第二 小なる章
  一、宝
  二、なまぐさ
  三、恥
  四、こよなき幸せ
  五、スーチローマ
  六、理法にかなった行い
  七、バラモンにふさわしいこと
  八、船
  九、いかなる戒めを
  一〇、精励
  一一、ラーフラ
  一二、ヴァンギーサ
  一三、正しい遍歴
  一四、ダンミカ

 第三 大いなる章
  一、出家
  二、つとめはげむこと
  三、みごとに説かれたこと
  四、スンダリカ・バーラドヴァージャ
  五、マーガ
  六、サビヤ
  七、セーラ
  八、矢
  九、ヴァーセッタ
  一〇、コーカーリヤ
  一一、ナーラカ
  一二、二種の観察

 第四 八つの詩句の章
  一、欲望
  二、洞窟についての八つの詩句
  三、悪意についての八つの詩句
  四、清浄についての八つの詩句
  五、最上についての八つの詩句
  六、老い
  七、ティッサ・メッテイヤ
  八、パスーラ
  九、マーガンディヤ
  一〇、死ぬよりも前に
  一一、争闘
  一二、並ぶ応答──小篇
  一三、並ぶ応答──長篇
  一四、迅速
  一五、武器を執ること
  一六、サーリプッタ

 第五 彼岸に至る道の章
  一、序
  二、学生アジタの質問
  三、学生ティッサ・メッテイヤの質問
  四、学生プンナカの質問
  五、学生メッタグーの質問
  六、学生ドータカの質問
  七、学生ウパシーヴァの質問
  八、学生ナンダの質問
  九、学生ヘーマカの質問
  一〇、学生トーデイヤの質問
  一一、学生カッパの質問
  一二、学生ジャトゥカンニンの質問
  一三、学生バドラーヴダの質問
  一四、学生ウダヤの質問
  一五、学生ポーサーラの質問
  一六、学生モーガラージャの質問
  一七、学生ピンギヤの質問
  一八、十六学生の質問の結語
   解 説
   参考文献
   註

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

66
図書館本。釈迦在世当時はインドに文字がなかった。そのため釈迦の教えは弟子の口から口へと伝えられた。釈迦没後百年して、はじめて釈迦の言葉が経典としてまとめられた。それが小乗経典であり、釈迦の教えに最も近いと私は思っている。その小乗経典の中でもスッタニパータという聖典が釈迦の言葉の真実を伝えていると知り、これを借りた。読んでみたら詩のような短文がズラーッと並んでいる内容で、釈迦の考えを要約したようなものはなかった。だけど、釈迦の言わんとしていることはややわかった。それはやはり小乗そのものだった。↓2020/12/10

南北

58
初期仏典の1つ。瞑想をし、執着をなくし、真理を見いだすようにせよということが後世に成立した仏典と比較するとわかりやすく語られています。口伝によって暗唱しやすい形で伝えられてきたため、繰り返しが多くなっています。中でも「犀の角のようにただ独り歩め」などは印象に残ります。釈尊への呼びかけも「ゴータマさん」となっている所があり、初期仏教の様子が伝わってくるような訳になっています。 2019/12/27

スプーン

46
経典「スッタニパータ」の日本語訳。ブッダの説いた教え(道徳)が短い言葉で語られています。正しき行いが来世へ通じている事、又、その行いこそが生まれ出たる意味である事をこの本は説いています。2019/03/18

壱萬弐仟縁

46
蛇の章で、58 学識ゆたかで真理をわきまえ、高邁・明敏な友と交われ。いろいろと為になることがらを知り、疑惑を除き去って、犀の角のようにただ独り歩め(20頁)。182 この世では信仰が人間の最上の富である。徳行に篤いことは安楽をもたらす。実に真実が味の中での美味である。智慧によって生きるのが最高の生活であるという(44頁)。小なる章で、261 深い学識あり、技術を身につけ、身をつつしむことをよく学び、ことばがみごとであること-これがこよなき幸せである(58頁)。2016/04/14

Willie the Wildcat

45
四苦への問答を通した真理。煩悩故の繰り返しに、問い続ける苦悩。質問の基点が異なるのみで、辿り着く本質は不変。頭での理解ではなく、心を揺さぶる”何か”と向き合う。故に、終わりのない遠い道。本著も繰り返し読むことで、少しずつ”何か”を咀嚼できる気がする。前回読んだ時と同様、興味深いのが「なまぐさ」。これまた不変・・・。人間らしさに救いを求めず、時に不変さに対峙せねばと活を入れなおす!2015/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/499042

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。