内容説明
注目高まる「システムバイオロジー」とは,一体どのようなものなのでしょうか? 分野の提唱者・北野博士が,医学・創薬の事例とともに“真のシステムバイオロジー”を伝授します.「実験医学」好評連載を書籍化.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
センケイ (線形)
3
自己組織化などほかの分野との相対的な位置関係を示しつつカラーの絵入りで分かりやすく説明してくれる有難い本だ。ジャンル全体のイメージが良くわいてくるし、改めてこういう分野が存在したのかということに興味を惹かれる。終盤がプロパガンダ的になってるところだけ少し抵抗があるが、こうしたプラットフォームをつくっていくべき現状ということは納得できる。2019/04/06
Hirotaka Nishimiya
1
ソニーCSL北野さんの提唱したシステムバイオロジーの入門書。 研究手法は分子生物学やバイオインフォを土台としながら、生物や臓器などをシステムとして捉え、要素間の関係性やダイナミクスに注目する流派と理解。2018/03/17