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内容説明
東京オリンピック、築地市場移転問題、東京都知事選、小池都知事の登場、都議会など、昨今、東京都の行政にかかわるニュースは枚挙に暇がありません。
しかしその一方で、我々はあまりにも東京の行政のことを理解していません。そもそも、14兆円という国家規模並みの予算を持ちながら、誰が決定にOKを出し、誰がその執行を行っているのかもほとんど知られていません。
東京の行政とはどういったしくみで行われていて、それを執り行っている都知事と議決する議会の権限はどうなっているのでしょうか?
本書では、都庁、都議会、都知事も含め、行政を中心に「東京」について基本からわかりやすく解説しながら、現状について知識を得ることができるとともに、今後の都政のあり方と関わり方について、学んでもらうことができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
36
都知事や都庁、都議会など東京の行政をわかりやすく解説。図書館の新刊棚にあったので借りてみた。地方に住んでる身としては正直都議会選挙も築地もオリンピックもさほど関係ないんだけどねー。テレビでよくやってるからなんか自分の県より詳しくなっちゃってるかもな。東京の23区の「区」が、例えば仙台市青葉区の「区」とどこが違うかってとこがよくわかった。なるほど特別区と呼ばれるわけね。一番ビックリしたのはこの本、最後に参考文献が載ってるんだけど、全てこの著者の本だったこと! 自分しか参考にしない姿勢。ある意味すげーわ。2017/07/01
人間
8
2016年小池氏当選直後の書で、氏の実績はわからなかったのだが、2020年都知事選を前に都政を学ぼうと思って読んだ。14兆円という北欧国家予算並規模の都の予算。だが東京都は財政豊かとは言えない。唯一の地方交付税不交付団体だが、自主財源は法人税頼みで景気によって乱高下する。インフラ老朽化、少子高齢化で、課題は山積み。COVID-19禍で税収激減が予想される。一般会計5%以上の赤字で財政再建団体指定となるそう。都議会と知事の役割や都庁内部のセクショナリズム問題、旧行政区分の負の遺産などがわかった。2020/05/13
スプリント
1
都庁や都議会の仕組みから都知事の仕事まで都政に関する基本的な知識を身につけることができる内容になっています。そこから現在の東京都の問題を掘り下げている本です。2017/03/29
jazzy
0
うーん2019/10/19