内容説明
ブームの再燃とも言われ、近年観戦人口もどんどん増えている、日本の国技・大相撲。 しかし、ただなんとなく観戦するだけでは、相撲のおもしろさのうちの半分も味わえていない。 本企画は、「相撲が好きで、もっといろいろな事を知りたい」人のための相撲の解説書。 NHK大相撲専属解説者の著者だからこそ書ける、相撲が10倍楽しくなる観戦法を紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
67
相撲界の裏話や基本的な知識などが、舞の海さんらしいわかりやすい語り口で書かれている。確かに「テレビでは言えない」ことも書かれているが、実情を知るには読んでおいてよかったなということも多かった。さあ、初場所だ!2017/01/08
Tomomi Yazaki
23
氏曰く、これを読めば誰もが相撲通になれるらしい。ホント?でも、観戦の極意に関係なく、冒頭から横綱論を展開していて、暗に、いやあからさまに白鵬を批判している。確かにテレビでは、言えない。それから自身の経験を踏まえ、自論を展開する。たった15日間、一日一番しか取らないのに疲労がたまる理由や、相撲のジンクスの検証など、いつもと違う角度から相撲の蘊蓄を語る。白鵬が親方になれない理由も既にこの頃から説いていた。そして、かつて対戦した小錦との人情相撲についても語っていた。確かにそれだけは、テレビでは語れませんね。2021/06/08
anken99
11
2016年の著作。「テレビでは言えない」ってのは、ちょっと大げさな感じではあるものの、相撲に少しでも興味がある人にとっては、有用な情報が満載だ。否定的な発言や恨み節がないので、スラスラと読みやすい。北の富士さんとの二枚看板として、これからもファンを楽しませていただきたいものだ。2021/10/22
みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)
10
(53/1000)舞の海さんはほんとに相撲が好きなんだなぁ、と思わせる一冊。読んでいるこちらにも相撲の楽しさが伝わってくる、肩の力を抜いて読める一冊。NHK専属解説者って、北の富士さんと舞の海さんしかいないのですね。2018/08/04
おかーきゃん
5
図書館本 ところどころにホロリとさせるエピソードもありつつ楽しく読了。2017/02/28