内容説明
人生で大切なことは何か。その本質を、禅の教えから優しく解説する。何気ない毎日のなかにある大切にすべきことに気づくことは、充実した生を生き切ることであり、それが幸せということ。私たちは「毎日生まれて、毎日死んでいる」ことを知り、後悔のない日々を送るためのヒントが得られる心温まる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
58
いつもどおり禅を基本にした桝野さんの著書。こちらは禅を前面に押し出す形ではなく、桝野さんの言葉で書かれています。読んでいて、お寺でご住職とお話をしたら、こうやってかえしてくれるのだろうな、と思いました。少しずつ歳をとるうちに諦めてしまうことへの軽い戒め、そしてはげましの部分が印象深く残っています。読んでいてすがすがしくなる一冊、朝を気持ちよく迎えられます。そして、こういう本をゆっくり読んでうなづける今の自分が、とても幸せなのだと改めて思います。2016/09/06
南
19
どの項を読んでも、ホッと温かくなりました。温かさをもって年を重ねていけたら素敵です。2017/04/25
ten ten
6
この方の著書が好きです。 朝の静かな時間に、心を整えるために繰り返し読みたい一冊です。 生きる上で、人として大切なエッセンスがたくさん詰まってます。2022/12/09
かなーな
5
普段の自分の考えと同じものが多く、目新しさは無かったが、禅について考えさせられたし、自己肯定に繋がったのでよかった。つつましく生きよう2018/11/01
本のロマンス
4
猛りくる苦難の荒海で溺れかけていた私を、阿弥陀様が救い上げ乗せて下さったのが、不沈で極楽行きの「大悲の願船」。これこそが私の一番大切なものです。おかげさまで私は今、この大船を信じその船上で、平穏にささやかな幸せを見つけつつ、日々を過ごしております。本書は「人生で一番大切なもの」は、各自で見つけるものとして直接は提示されてはおりませんが、幸せな人生を過ごすためのピントが満載で、例えば「今あるものに心から満足すること。あの頃の自分を慈しみ今の自分を愛おしむこと。」など多数のご教示をいただくことができました。2023/11/15
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