内容説明
ハンサムで裕福な実業家の夫レオ、かわいい息子と娘──ブルックは絵に描いたような幸せな生活を送っていた。そんなある日、レオの兄が事故で亡くなったとの知らせが入り、急遽ブルックはレオとともにイタリアのコモ湖畔にある、レオの両親と亡兄の妻が待つ別荘へと向かった。葬儀のあと、ふと耳に飛びこんできた両親の会話に、ブルックの全身が凍りついた。夫と義姉がかつて婚約していた？嘘よ、彼が今でも義姉を愛しているだなんて！その日からだ。レオの様子が冷たく感じられるようになったのは。数日後、不安に怯える妻に、レオはついに重い口を開くが……。■大人気作家ミランダ・リーが、愛憎に翻弄されるひと組の夫婦の再生を情感たっぷりに描きます。ほんの些細な出来事が、完璧な夫婦を一瞬にして壊すことも、結びつけることもあるようです……。
＊本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
2
全体的に面白かったけど、ヒロインは一番初めに安全日だと確信もないのに結果的には嘘をついて妊娠し、結婚生活でもイエスマンになり衝突を避けて、夫婦の営みでも半分嫌々お相手してたのに、夫は満足しているはずって…そりぁ夫もおざなりになってくるのも当然だよね。結局は辛辣な母親に言われてたことに対抗しようと必死だったわけで、五年持ったのが不思議なくらい。被害者意識から夫の浮気疑惑によって戦う妻に変身するんだけど、義姉の問題を解決するときも、夫が隠し事は無しと言い張っていたのに、嘘を付いてたことをあっさり許しすぎだ。2017/03/07
