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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】紀元前495年、赤気と共に生まれた二人の子供――赤とアスラ。中国とインドにそれぞれ生まれながらも、やがて運命のもとに出会い、仏陀の導きにより一人の人間として生まれ変わる…。彼こそが孔子の待ちわびた天子だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーびん
29
『暗黒神話』の前日譚というにはスケールがこれまた壮大すぎて諸星大二郎のストーリーテラーっぷりに舌を巻いた。孔子やブッダとの出会いを経て、古代日本の出雲と洩矢の戦いにつながるとは。そして最後は『暗黒神話』のヤマトタケルやオオナムチの物語へと円環をなしていく...古代中国で人と恐竜が共生している絵がグッとくる。2020/12/14
阿部義彦
21
再読、前回読んだのは2015年で感想は書いてませんでした。多分当時の自分には訳が分からなかったのだろう。今回再読してみると、諸星さんの過去の凡ゆる題材が過去から未来までがこの一冊に圧縮されているよう。中国、インド、未開のジャングル、そして日本、最後は宇宙まで。これは、『暗黒神話』も是非探して読まなければと思った。こんな原始的、宗教的、哲学的、そして血も凍る残酷描写の漫画が少年ジャンプに連載されていたとは、今となっては信じられません。マジックリアリズムかよ!もう言葉も無い。2024/06/11
nbhd
18
これは素晴らしかった。っんもう、意味が分からな過ぎて。この本は、意味が分からないの向こうにある楽園の書だ。ちょっと頭痛もしているよ。宗教とか、オカルトとか、伝奇とか、民俗とか、その他いろいろをゴチャマゼにして、なおかつ漫画家・諸星大二郎の頭の中には、読者が決して追いつくことのできない、そうしたゴチャマゼの構成や論理、必然性があるっていう…。そのことがとてもおそろしく感じられた。その頭の中を想像するだけでもオシッコちびりそうになるわ。2023/10/07
アズル
18
前作「暗黒神話」を読了後に、こちらを読んで良かったです。この世界観から抜け出せません。初めは、古代中国のお話なので、ちょっととっつきにくかったです(私は何故か中国のお話が苦手。漢文もちんぷんかんぷん…)。しかし、中国からインドへ、そして東南アジア、日本へと舞台がぐんぐん近づきます。神話や仏教がお好きな方にはもってこいだと思います。2016/08/11
りー
12
流石、諸星大二郎・・・。おそるべし。全てをぶっ壊してしまう!!分類できないので、「その他」へ放り込む・・・(^^;)決して孔子が主人公ではありませんので、ご注意を。2019/12/27
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