講談社青い鳥文庫<br> バイバイ スクール 学校の七不思議事件

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講談社青い鳥文庫
バイバイ スクール 学校の七不思議事件

  • 著者名:はやみねかおる【著】
  • 価格 ¥647(本体¥589)
  • 講談社(2017/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061484405

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内容説明

わたしは、宮沢和子。みんな、わたしのことをワコってよぶの。小学6年生で、全校生徒がたったの6人の大奥村小学校に通っています。先生もいちばん若くて美人の風街先生をはじめ、みんなで6人。たぬきのようなポンポコリン校長を合わせて、13人です。このような自然にもめぐまれ、大家族のような学校が廃校になるんだけど、その前にひと騒動が!?

目次

手紙みたいなプロローグ
1 大奥村小学校が廃校になる日
2 幽霊バスのなぞ
3 ワコのおじいちゃん
4 大奥小の先生と生徒たち
5 かみなりさんのへそのゴマ
6 七不思議のうちの三不思議
7 きもだめし
8 十四段の階段が十三段にへる
9 なぜ七不思議は起こった?
10 七不思議の犯人は?
11 七不思議のしかけ人
手紙みたいなエピローグ
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かのこ

46
校庭の大岩「かみなりさんのへそのゴマ」が歩き出し、絵の中の少女が増える…。廃校となった大奥村小学校の最後の夏休み、次々と起こる学校の七不思議。初期夢水清志郎作品と同じように、何度となく読んだ思い出の本。七不思議の不可思議さも面白かったけど(お気に入りは十四段の階段が十三段に減る!)、牧歌的な大奥村小学校の雰囲気が大好きだった。探偵コウちゃんの苗字が「法難」だったり、読者への挑戦状がはさまれていたり、ミステリーのいろはも知らない頃からこんなミステリーマインド溢れる本を読んでいたとは!ずーっと大好きな作品。2020/10/03

へくとぱすかる

44
全校児童6人の大奥村小学校の夏。1学期の終わりが何と廃校の日。ふつうはありえない条件だからこそ、この物語は生きてくるのだと思う。夢水シリーズもまだ3作しか出ていない、かなり早い時期のノンシリーズ。小学生向きとはいえ、そこははやみね先生。しっかりミステリとしていくつもの謎(七不思議)を物語に仕立ててくれている。ちょっとレトロな夏の思い出は子どもの心にいつまでも残るもの。青い鳥文庫のはやみね作品唯一の吾妻ひでお画伯のイラストが、意外?にもぴったりで貴重。もっと児童書にイラストを残していただきたかったと思う。2024/01/30

そうたそ

11
★★★☆☆ 廃校が決まっている大奥村小学校。そこで実際に起こってしまう学校の七不思議。その裏には一体どんな謎が――。肩の力を抜いて読める話だった。とはいえ、七不思議騒動にもひとつひとつ論理的な解決が与えられ、子供向けとは言いながらも、ミステリとしては言うまでもなくしっかり成立している。今や、学校の七不思議という事象もすっかり懐かしいものとなった気がする。小学生の頃にはよく話題になっていたものだと、懐かしみながら読んだ。2020/06/06

とも

10
コウくんは、小学生の時から推理力が抜群だったんですね。

ベガ@あやめ

9
ワコちゃんかわいい。コウくんかっこいい。懐かしすぎて思わず笑みがこぼれた。こんな先生がいたらいいのにな。ワコちゃんとかコウくんのスピンオフ的なのはないのかな。美里先生は恭介や教授シリーズで出てくるんだけど。2015/08/21

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