メディアワークス文庫 真田恋記

著者名：瀬田ユキノ【著者】

KADOKAWA（2017/02発売）

• ISBN：9784048655705

内容説明

両親に先立たれ、親戚をたらいまわしにされていた少女・奈津。彼女は、ある書物を手に長野県は上田市を目指していた。その書物の一文にはこうあった。《真田左衛門佐信繁　卒》――。道中目撃した「鹿の角」を持つ謎の人物に導かれ、古井戸に誘われた奈津は、気が付くと合戦場のただ中に放り出されていた。彼女を救ったのは、赤き甲冑を身にまとった若武者。彼こそが若き日の、未だ天下に名を轟かせる前の真田幸村その人だった。時を超えた――。そのことを実感する間もなく、奈津は動乱を極めた戦国時代の波に翻弄されていくが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

疾走感が気持ちよい文章。こんなこと、あってもいいかも。

2016/02/13

[ユイ]

中学最後に図書室で借りた本がこの本でよかった。大河ドラマ、真田丸で真田幸村にはまって、そんな私の心を読むように図書室に入ってきたこの本。本当に面白かった。日の本一になってやる。でも奈津がどんなに頑張っても運命は変えられなくて自分の運命を知ってなお諦めない幸村に涙が出ました。本当に平和な世の中に生まれてよかった。

2016/03/07

[糸桜]

とりあえずざっくり読みました。何となく設定が犬夜叉に似てるなぁと思いました。物語自体も文章のきれいさもまぁまぁな感じだなぁと思いました。でも史実に沿っていながらわかりやすいという点ではいい作品だと思いました。でも最後は良かったですね！おぉ⁈と思いました。全体的にはまぁまぁ面白かったと思います‼︎

2015/12/09

[マイ]

女子高生の奈津が時代を超えて真田幸村と恋におちる話。戦国武将と現代人の恋、という設定に惹かれて読んでみましたがどこで恋に落ちた?結局一目惚れ?と、あっさりしすぎていて残念。時代を行き来しすぎて読んでいてやや混乱してしまった。最後のまとめ方は綺麗で良かったと思う。

2016/02/06

[HANA]

女子高生がタイムスリップして真田幸村と恋愛する話。単純な恋愛話じゃなく改変的な話で歴史も絡みながらという感じだったので結構面白かった。あとこういう系の恋愛ものってどうまとめるか気になっていたけれど、終わり方も良かった。こういうのが増えると面白いかも。

2016/01/20