鈴木敏文 孤高

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鈴木敏文 孤高

  • 著者名:日経ビジネス【編】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2016/12発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784822236632

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内容説明

日本を代表する巨大流通コングロマリット、セブン&アイ・ホールディングス。長く同社を率いてきたカリスマ経営者の鈴木敏文氏が、2016年5月に、経営の表舞台から退いた。
鈴木氏が退任に至るまで、異例の事態が続いていた。中核事業会社であるセブン-イレブン・ジャパンの社長人事に端を発した“お家騒動”は、「物言う株主の暗躍」「創業家の反撃」「取締役会内部の分裂」「カリスマが求めた世襲」など、さまざまな形で報じられた。
だが、日経ビジネスは改めて問いたい。鈴木敏文氏の退任とは、そんな近視眼的な言葉で済ませてもよいものなのか。日本にコンビニエンスストアという新しいインフラを生み出し、メーカーが支配していた流通業界の力関係を逆転させた立役者が、経営者・鈴木敏文氏である。
一人のサラリーマンは、どのようにカリスマ経営者となり、巨大な流通コングロマリットを率いるようになったのか。そしてどんな壁に直面し、長い年月をかけて築き上げた「帝国」を去ることになったのか。
本書では2つのアプローチで真相に迫った。
1つは、鈴木氏本人の肉声である。日経ビジネスは鈴木氏の退任以降、述べ10時間に渡って本人への単独インタビューを重ねてきた。鈴木氏自身がその半生を振り返りながら、真相を語った。
もう1つは、セブン&アイの「2人のトップ」を知ることである。鈴木氏本人と、イトーヨーカ堂創業者でありセブン&アイのオーナーでもある伊藤雅俊氏。日経ビジネスは1970年代以降、40年以上に渡って伊藤氏と鈴木氏の取材を重ねてきた。
戦後の日本を変えたカリスマ経営者の半生を、本書で総括する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

15
ヨーカドー、セブンイレブンを成長させた鈴木敏文氏の今までの軌跡。時代と共に変わる流通の浮き沈み、変化など興味深かったです。鈴木氏の引退後、セブンイレブンがどう変わっていくか、一消費者として楽しみです。2017/07/29

9
鈴木敏之氏はグループ総売上高10兆円にした鬼才だ。巨大流通コングロマリットに君臨した彼の話は非常に興味がある。神戸大が生んだ流通革命児ダイエーの中内功氏や、西武グループの総帥である堤康次郎氏などの写真があり、怪物のオーラがある。コンビニは攻めの姿勢が大事です、トラックも売れるという。百貨店の商品力の無さやハリケーンスズキの異名を持ったこと、承認感覚は母親から培ったということなど個人的に面白さ満載の本だった。2017/01/19

mam’selle

8
孤高とのネーミングに納得の、日本初のカリスマ・サラリーマン経営者のドキュメンタリー。イトーヨーカドーの草創期から、創業家の歴史と、財界の友人知人から見たカリスマ経営者の実像に迫る。オーナー経営者にない素人の感覚による、普段着目線の革新力がこの方の凄味だと感じました。2017/01/03

kiki

4
機会損失を少なくする徹底的な在庫管理で、小売業がよく陥る安易な値下げによる負のサイクルを起こさないようにする。成功体験にしがみつかず、新たなことにチャレンジする。書籍の販売では、本屋大賞の書籍を売るならセブンでやる意味がない、セブン大賞を作る気持ちで取り組めという言葉は印象深い。鈴木氏は、取引先に自ら乗り込まず、部下に任せ、最後の表敬訪問に徹する。他のカリスマ経営者との違いも感じる。ヨーカ堂の創始者の伊藤氏にも敬意を示しながら進める経営手法は尊敬に値する。2016/12/24

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/01/21

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