ディスカヴァー携書<br> 世界が憧れた日本人の生き方 日本を見初めた外国人36人の言葉

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ディスカヴァー携書
世界が憧れた日本人の生き方 日本を見初めた外国人36人の言葉

  • ISBN:9784799320242

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内容説明

現代を豊かに生きる智慧は、
かつての日本にこそ眠っている。

シーボルト、イザベラ・バード、アインシュタイン……
16世紀以降に日本を訪れた外国人たちの記録から、
現代にも通用する「生き方のヒント」が見えてくる。

「何と多くの思いがけない親切に出会うことか!」
「ほんものの平等精神が社会の隅々まで浸透している」
「私たちは何もかも幸福であった」

「私は、書き留めた言葉の数々からこうした日本の
素晴らしい原型が浮かび上がってくるのを目のあたりにすると同時に、
現代の日本がそこから少しばかり外れてしまっていることに思い当たりました。
そして、私たちが原点回帰することの必要性を、身にしみて感じるようになりました。

未知のものを模索するのは難しいでしょうが、もともと存在しているものに
もう一度目を向けるのは復習であり、温故知新です。
ありがたいことに、先人たちのお手本が外国人たちの訪日記録という形で
現在でもしっかり残されています。
そして日本人は、先祖代々からの文化継承を得意とする民族です。
元来持っていた良さが完全に失われたわけではなく、
戻る気にさえなれば戻れる環境があります。

いまほど、自国の伝統文化の素晴らしさに再度光をあてることが
ふさわしいときがあるでしょうか。」
(「はじめに」より)

●目次
第1章 シンプルさのなかに豊かさを見いだす
第2章 どんな相手も尊重する
第3章 いつもご機嫌である
第4章 教養を身につける
第5章 自然とともに生きる
第6章 必要な道徳心を備える
第7章 進んで相手をおもてなす
第8章 共存共栄に生きる
最終章 現代に生きる日本の美徳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

11
映画で旬の「沈黙」では、日本を訪れた修道士や司祭が主人公ですが、読了後の爽快感は無し。日本のことを良く思ってくださっている海外の方々はどの様に思っている(いた)のかなと。暗いイメージが払拭。月曜日へマイナスを引きずらないで行けます。2017/02/26

Kaz

5
この本を読む限り、日本人の幸せだった時代は明治、大正まで。ただ、今更後戻りをするのは不可能。日本人の良さを、将来に生かしていけるようにしたいものだ。2018/12/09

かねかね

3
亡くしかけているものもあるなと感じました。世界の中で、当時も現在も、日本はやや浮いているのかな。よい意味でも、悪い意味でも。2017/03/18

puapua

2
読んでいる途中では、なにせ36人の言葉が連なっているだけに、一人一人のエピソードは短く、もっと知りたかったのに・・・という物足りなさを感じつつ読み進めていった。しかしこの印象は読了後に大きく変わっていった。一人一人のエピソードに入り込みすぎないため、かえって「当時の日本」がはっきりと見えてきた気がする。昨今叫ばれている働き方改革などは、当時の日本のよさを取り戻すという動きの一つのようにも思えてくる。2017/03/16

入江・ろばーと

1
日本人としてあるべき姿はどのようなものなのか、考えさせられる。2017/01/17

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