内容説明
人類史上最も輝かしかったあの偉業、すなわちアポロ11号から17号までたった3年半で連続6回月着陸成功と計12人の宇宙飛行士の月面活動は、世界中を騙すアメリカのショーだったことを証明する衝撃の論考。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
172
アメリカ憎しの文面ばかりで、あれまた同じこと書いてると思う場所ばかりが目立ち、あまり推敲されなかったのかなという感想を持った。それにしても、副島さんは句点が多くて、一文にずいぶん形容詞を詰め込みすぎ。変な意味でラヴクラフトの翻訳文にありがちな文体と似ていて、変わった楽しみ方ができた。名状し難い、ユークリッド幾何学を無視した、原形質の怪異的な感想。(absintheはラヴクラフトのファンですよ。)
takejin
8
文字数に対して、これほど情報量の少ない本にはこれまで出会ったことがない。最後まで付き合うのに、どれだけの努力が必要だったか。筆者には、「論理」という概念が全く欠如しているらしい。世の中が平たん化しないように、スーパーナチュラルな存在がつかわした「ノイズ源」であろうと思われるが、やはり、不要と思いたい。これは、おもしろいを通り越している・・・。2010/01/10
たけやす
7
最近無人探査機で、アポロの痕跡のかなり詳しい写真が出た。米国憎しで、ここまで人は狂えるのおかっという標本、として。
tomosaku
5
「読んでた時間が無駄だった」と言えた本。「と学会」というトンデモ本を認定する読書集団が、20年間のベストに選んだので手に取ってみたが、本当にトンデモ本だった。筆者の主張は置いといても、その「検証」の仕方が酷くて読んでいて頭が痛くなるほど。そもそも検証しておらず、推論という名の思い込みを元に、都合の良いものだけで自説を補完し、妄執を組み立てていく。さらに、文体以前の文章がひどく読みづらく、編集者にも猛省を促したいというか、出版社大丈夫か、と心配になるレベル。ドMか、本の世界の幅広さを味わいたい方だけどうぞ。2011/07/23
Takeshi Onozuka
4
予想はしてたものの、トンデモ本大賞の名に恥じない、凄まじい本だ。 数ページ読んだだけで呆れかえってしまったが、最後までくじけずに読み切った自分をまず褒めてあげよう。 事実誤認、こじつけ、言いがかりを一つ一つ上げてもキリがなく、ただバカを相手にするのは大変だなぁというのが一番の感想。 「日本国民の99.99%は騙せても、この副島隆彦だけは騙されない」(108ページ)だって このおっさん騙すのが一番簡単そう2018/03/15