乗ってはいけない航空会社

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乗ってはいけない航空会社

  • 著者名:杉江弘【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 双葉社(2016/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575311907

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内容説明

巷にあふれる「エアライン安全度ランキング」を鵜呑みにすると、取り返しのつかないことになる……。元日本航空機長でボーイング747乗務時間世界一の記録を持つ著者が教える、本当に乗るべき飛行機、乗ってはいけない航空会社とは?著者による“本当のエアライン安全度ランキング”を付記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

518
飛行機好きなわたしにはたまらん一冊。乗り始めた当初、先輩に言われた一言「必ずその国のナショナルフラッグキャリアに乗れ」以来数十年、ずっと彼の教えを守ってきた。ハワイへはユナイテッド、フランクフルトへはルフト、香港へはキャセイパシフィックという具合に。イチ早く旅愁に浸れるからという単純な理由だったが。ここまでは著者のベスト10に入るイイ会社。ところがアジア各国のナショナルフラッグがヤバい。以降はアジア各国へも米か日系にしよう。著者イチオシの747…エアフォースワンが拘っている理由にあった、などなど。良書。2021/09/04

ジュール リブレ

79
最近はすっかりご無沙汰ですが、年に50日以上飛行機に乗ってたこともあり、いろんなトラブルもありました。こんな飛行機に乗っても大丈夫かな?と思っても乗ったら最後、信じる(あきらめる)しか無いんですよね。幸いにして事故は無いけど怖い思いは何度か。着陸時に元・軍人のパイロットが急降下して滑走路に近づき結局ゴー・アラウンドで着陸やり直したりとか、夜間の嵐の中船酔いのようになりながら片輪が先に着地して、それから無理やりもう片輪が降りたり。元JAL機長が経験と知識から語る安全な飛行機会社の紹介。なるほど。2021/09/11

yomineko@猫と共に生きる

65
読み友様からのご紹介です。実は、、、面白い本だと思っていたのですが、読み進めるうちに広がる絶望感😨物凄く専門的に解説しておられてビックリです。飛行機大好きですがちょっと乗るのが怖くなりました。アメリカはさすが!日本の飛行機は安全だと思っていましたが、、、キャセイパシフィック航空\(^o^)/ ロシアは戦闘機の事しか考えていないですから✈アエロフロートは機内で雨が降るという噂。私が乗った時は降らなかったよ!機内食も良かった。これに関連して昔の香港の啓徳空港をYouTubeで観て感動しました✨2021/09/19

背古巣

43
興味深い読書となりました。これまで私自身は飛行機に乗る機会は殆んどありませんでしたが、現役を引退してから、妻とあちこち旅行したいなと切に思っていますので、そのときには、判断の拠り所としていきたいと思います。国内線の場合は選択肢は限定されますが、国際線となった時は、価格・サービス・安全性等、どれを優先するか良く考えなければと思います。やっぱりアメリカは凄いんですね。エアーフォースワンが747を使い続けている理由に納得です。2021/09/17

tosca

22
サービスや機内食などのランキングではなく、元機長が考える安全な航空会社とは?という話。最も恐ろしいと思ったのはハイテク機がもたらす危険の章。ボーイング777は燃費や経済性を重視して製造されたパイロット2人乗りの2基エンジンのハイテク機、でもエアフォースワンは今だに747-200Bの在来型エンジン4基で、パイロット2名+日本にはもはやいない航空機関士、航空士も搭乗し、コックピット天井には天測用窓まであるそうだ。最重要人物を守るのはそれがベストという事なのに、アメリカは日本に2人乗り2発機を売りつけてるのか。2021/10/13

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