電撃文庫<br> このセカイで私だけが歌ってる

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電撃文庫
このセカイで私だけが歌ってる

  • 著者名:土橋真二郎【著者】/白身魚【イラスト】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2017/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048924689

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内容説明

世界で一番清潔で規律正しい場所、東京。管理された犯罪の無い街で人々が豊かに暮らす一方、東京から隔絶された外側の世界は《やつら》に滅ぼされようとしていた。世界に《やつら》が現れてから数年。新米ハンターの碓氷悠介と、女の子らしい服装にこだわりを持つ汐見坂吹雪らは、《やつら》に対抗するハンターチームの一員として、感染に怯える住民が住む高層タワーや執拗に特定の血液を求める街など、様々なトラブルを抱えた地を巡るうちに、外界の人々が抱える闇と、この世界に隠された真実を知る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

38
突如ゾンビに支配されてしまった世界で、少年少女たちがゾンビハンターとして生きていく物語。土橋先生がゾンビ作品を描くとこうなるのか。短編集形式で物語は進んでいくわけですが、碓氷や吹雪たちが訪れる街で起きる出来事や出会いの中で、終わりつつある世界の中で生きる人々の様々な在り方を見れるので、どのエピソードも印象的で読み応えがあって良かった。終わりつつある世界だからこそ、碓氷たちの懸命さがより美しく、眩しく輝いて見えるんだろうな。世界が終わっても続く旅の中で彼らが見る真実とは何なのか。次巻も読んでみたい。2016/12/13

スズ

29
ゾンビウィルスのパンデミックにより東京以外は壊滅した日本で、ゾンビハンターとなり荒廃した日本を旅しながらゾンビを狩り続ける少年少女の血と死に塗れた旅路を描いたゾンビホラー。ハンターであるものの主人公達はゾンビに対する明確な恐怖があり、それを必死に押し殺しながらゾンビを……人間を殺し続けていく姿には悲壮さやハンターとしての覚悟、そうしなければ自分が殺されるという生存本能があり、本来なら普通の学生をしていた筈の年頃の子供達が狩人として滅びに瀕した世界を救う為に旅を続ける物語に惹き付けられました。続刊も読みたい2022/06/25

雛咲

12
ゾンビが出てくるお話を読むの初めてだったけど面白かった!今私たちが生活している日本とは違う様だったから情景が浮かびにくかったりもしたけれどハンターたちの心境とかが結構見られて良かった。街や島によってゾンビとの共存の仕方が異なっていてそれぞれに人間らしさを感じた。リーダーや他メンバーとの別れは寂しかったなぁ…。生き残るには柔軟な適応力が必要なのって現実でも同じなんだと思う。題名の意味は最後までわかんなかったや。2021/02/19

かわゆきか

10
理不尽で不愉快な世界で、やり切れない切なく悲しく絶望的な話で、でも登場人物を観てると希望が見える様な、そんな感じ。凄く面白かったです。続きはあるのかな?出来れば読みたいです。2017/01/30

HANA

10
ゾンビが徘徊する世界でそのゾンビを狩るハンターとして生きている人をメインとした話。ゾンビメインの話も少しあるので、内容としてはなかなか面白い。また街ごとに色々特色があるのも良かった。2017/01/11

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