SKYHIGH文庫<br> 花屋の倅と寺息子

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SKYHIGH文庫
花屋の倅と寺息子

  • 著者名:葛来奈都【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • メディアソフト(2016/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784879191793

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内容説明

創刊記念特典付き! 人懐くビビリな花屋の息子・高爪統吾と、無愛想でドSな寺の息子・柄沢悟は同じ大学に通う友人同士。正反対の性格の二人だが、実は霊が視えるという共通点がある。幼少期の苦い思い出からそのことを隠している悟だが、ある日、合コンの帰り道で統吾と一緒に男の霊に出くわす。「手紙……」そう言い残して消えた霊は、翌日、同じ合コンに参加していた女子大生・遠山美波の背後に立っていた。事情を知り、霊を助けたいと言う統吾に悟も巻き込まれ――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

23
花屋の倅と寺の息子に霊感があって、オカルトな事件を解決する話なんだけど、ふたりは同じ大学に通う友人で、あえてコンビを組むほどべったりではなく、事件も友人たちが関係しているトラブルに、ちょっと力を貸すという程度。日常のなかに起きた出来事のひとつ、みたいな立ち位置のふたりが、自然体でなんとも魅力的でした。一人が帰省中で連絡がとれないときには、もう一人が一人だけで奮闘していて、なんか新鮮におもしろかったです。続編があるといいなと思いますが、同時に、なにもなくてのびのびと大学生活を楽しんでほしいとも、思います。2017/01/24

秀玉

9
やはり、シリーズとなっていたか。読み終わり、続きがありそうな雰囲気と余韻があったのよね。この作家さんの特徴として父親、母親を「彼」、「彼女」と書いている。わたしなんぞ読解力がないので、どこの彼、誰とか考えてしまって、さかのぼって読み返してもみた(おバカ)。単純で難解な物語ではない。この手の内容は除霊とか、悪霊と戦う、それをどんな風に描くがおもしろいのだが、本作にそれはない。そこがさらっと読め、主人公を取り巻く人間模様にスポットライトがあたり生き生きとして、日常の物語として読める。物足りなさはあるが、良作だ2025/03/28

まぁ

8
感知力の高い倅と攻撃力が高い息子のオムニバス。淡々としていて読みやすいです、高爪くんはビビりですが幽霊に優しく柄沢くんは高爪くん限定にドSというかいじめっ子なのではと思わなくもない。2019/02/13

ばんび

7
ビビるよね。 幽霊が本当にいたら。2020/05/21

彩灯尋

7
微妙。主人公的な男3人、設定こそは違うもののキャラの性格や話し方、行動自体にそれぞれらしさが無く、誰の行動なのか、誰が話しているかがよくわからなく読みづらい。一人称が全員「俺」なのもあるかも。この「俺」は誰の俺?と悶々として、なかなか進まず…帯にもなっているドS目当てに買ったが、にやにやできる場所もなく終わってしまった。花屋要素も少なく、このある1話の為の花屋設定をタイトルにまで持ってきたのか?という気持ちも拭えない。この内容ならもっとオカルトを推すべきだったのでは?2016/10/01

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