内容説明
東大生協で“バカ売れ”したベストセラー『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』が、マンガになって登場!
「すぐ難しくいいたがる」東大名誉教授の井堀先生に、経済学が初心者のカツヤマさんが挑み、「これ以上できない!」レベルにかみくだきました。
経済学部じゃなくても、数字に弱くても「あっ、経済学ってこういうことだったのか!」とわかる1冊です。
【目次】
Part1 「ミクロ経済学」ってどんなことをする経済学?
●モノの値段は何を元に決まっている? (希少性と価格)
●ビールは何本まで飲むのが一番オトク? (限界メリットと限界コスト)
●お金の「やりくり」では何が起きている? (所得効果と代替効果)
●「一番儲かる」のは何個作ったとき? (費用曲線と利潤の最大化)
●「格差」をデータで見えるようにするには? (ローレンツ曲線とジニ係数)
●どうして現実の経済はうまく回らないの? (市場の失敗とフリーライド)
Part2 「マクロ経済学」ってどんなことをする経済学?
●「不況にはケインズ経済学」ってどういうこと? (ケインズと有効需要の原理)
●消費と貯蓄のベストバランスは? (消費関数と限界消費性向)
●政府の「バラマキ」がどうして経済対策なの?(財政政策と乗数効果)
●そもそもだけど…「お金」って何? (貨幣の特性と金融政策)
●「インフレ」っていいの? 悪いの? (インフレ需給曲線とインフレ期待)
●政治はどうして経済を立て直せないの? (失われた20年と政治的景気循環論)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
マンガとあるが、ストーリーがあるわけではなく、漫画の中で先生が素人に解説するという、昔ながらのスタイル▼すべてを吹き出しで説明しようとせずに地の文を多用しているところは良いと思う。2022/04/23
とある内科医
8
図書館より。 まんがの親しみやすさと学問としての正確性とのバランスが絶妙…と想像するが、自分にはまだ理解できず。 いくつかの入門書を経て、また戻ってこよう。2021/09/09
ちゅん
5
マンガにして学べるほど経済学は「ざっと学ぶ」ことはできないと思いますし、内容は「マンガなの?」というほど説明がみっしりと詰め込まれていました。大学で学ぶ行動な知識をマンガにして、かつ内容をある程度読者に理解させる。これは非常に難しいのかもしれません。この本を買われる方はよく考えてください。「概要の概要を学ぶ」目的なら果たせるかもしれませんが、それ以外はあまり期待できないのかもしれません。2018/09/18
Anzu
4
マンガだから軽く読めると思ったら、ほぼ初学者にはかなり難しかったです(笑)2022/01/04
ねころじ
4
漫画だから気楽に読めると思ったら、自分にとって親しみがなく、得も感じられず、あまり面白く読めなかった2019/04/26