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内容説明
本書は、現段階で判明する、小牧山城、岐阜城、安土城の姿を、文献史料や発掘調査資料等から検討し、確実な部分と不明確な箇所を再確認し、その真実の姿を明らかにしようとするものである。小牧山城から始まる新たな城づくりによって信長は何を城に求め、城はどう変化したのか。統一政権樹立に向けて、城をどう利用しようとしたのか。金箔瓦の使用や天守建築の規制・許認可等、戦国の覇王がめざした城づくりのすべてを解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miyatatsu
7
これまで歴史には興味を持ってはいたのですが、「城」に関してはまったく関心がありませんでした。しかし本書を機にもっと城について調べてみるのも面白いと思えるようになりました。2018/06/24
chang_ume
6
信長の城郭政策が読みどころ。織豊期城郭研究会らしい内容です。瓦・石垣・天守を特徴的な文化要素のまとまりとして抽出、織田政権の文脈に落とし込むことで、「織豊系城郭」の概念を実体化させました。同笵・同型の使用瓦分析は著者ならでは。信長の城が備える、「巨石石垣」の結界性の解釈にも新味を感じました。ただ一方で、個々の遺構解釈に関しては、図版が少ないこともあってやや消化不良気味。そして全体的に、事例を敷衍した社会理解について、立論の中間過程が薄い印象です。若干ストレスが溜まるところも。2017/01/12
乱読家 護る会支持!
4
防御能力は低くても、権力の象徴としての見せる城造りをした織田信長。本書は小牧山城、岐阜城、安土城を紙面上で再現する本。 城に興味ある人は、読みませう! 僕はサクサク読みっす。。。2017/06/25
hr
2
昨日録画したブラタモリを見て、岐阜城の部分だけを再読。2017/12/03
onepei
2
安土の屋敷跡の比定など、新知見が盛り込まれ楽しかった。2017/05/11
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