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内容説明
打撃投手としてオリックス時代のイチロー選手と身近に接し、田中将大投手を育てた世界少年野球大会三連覇の監督が語る、「考える力」「やり抜く力」の育て方。 ●イチローが歩む道、自分が目指す道。 ●納得のいく理論には、素直に耳を傾ける ●自分のルーティンを何よりも大切にする ●不安だからといって、練習に逃げない ●「何のための練習なのか」を常に意識する ●夢は高く、でも目標は手が届くところに ●スポーツ新聞は読まない ●出場機会が減っても、けっして準備を怠らない ●努力を続けていると、周りが応援してくれる ●調子が悪いときこそ、結果を残せる選手になる ●スモールベースボールで勝つしかない ●田中将大選手に与えたキャプテン、エース、四番の重責
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
45
イチロ―の専属バッティングピッチャーだった作者の奥村氏、イチローとの出会い、野球観は冒頭部分だけ、あとは少年野球の指導のありかた、田中将大を育てた宝塚ボーイズ、そして世界少年野球大会の三連覇の偉業達成等自分自身のことがほとんどである、タイトルに惹かれ購入した人は失望感を覚えると思う、2015/05/06
もとむ
15
タイトルからして、イチローの哲学が満載かと思いきや、イチローのオリックス時代に、彼のバッティングピッチャーを務めていた方による野球哲学…といった内容でした。オリックス退団後、ボーイズリーグの監督を務めて、当時中学生の田中将大をも指導。「道具を大切にする」「しっかり挨拶する」「仲間を大切にする」これらを守れない子には、どんなに有望株でも試合には出さなかったとか。学童クラブで働いている僕には、実に学びの多い本でした📕日々子どもたちを指導する身として、今後も読み返して学びを深めていきたいと、心から思いましたね✨2024/09/08
くま
5
この本を読んで、自分が少年作家のコーチをした時のことを思い出した。器用な子が成長が止まりサッカーをやめ、不器用な子が楽しそうにプレイを続けていた。プロスポーツ選手になるこは一握りの子。あとは楽しくプレイするだけになる。だからこそ、スポーツを通じて何を子どもたちに伝えるかは、関わる大人にとってとても重要なことだと、改めて思った。2020/03/04
みちこ
4
著者の奥村さんの講演を聞く機会があり、とても面白かったので後日本を購入しました。読んで、付箋を貼ったところを抜粋。「夢は大きく、でも目標は手が届くところに」「結果が出ないときでも努力を続ける」「努力を続けるからこそ縁が呼び込まれる」「野球をやる中で何を学ぶか」「道具を大切にする」「最悪の事態を想定しておく」「評価をするのは自分ではなく他人」「優れた指導者は、変化に合わせて自分を進化させていく」「指導者はブレてはいけない」2015/08/16
Hideki Maeda
3
いろいろ参考になりました。 裏方だったから見えた世界がある 考える力、学ぶ姿勢がやはり大事だなぁとおもう。人には短所や長所があるが、それをどう活かすかが大切だと。著者も選手としては一流にはなれなかったが、サポートや育成に関しては一流だったと思う。特に怒鳴らない叱り方には感銘を受けた。 感情的にならず、ちゃんと意味を伝えることが大切だと。 イチローや田中将大のように、考え方も素晴らしいと思うが、それを支えた裏方さんや指導者の存在も大きかったと思う。 やはり結果を出す人には、考える力や行動力がある。 2022/06/04