日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

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日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

  • ISBN:9784062203548

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内容説明

「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集!TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日本の農業――。人のやらないことを信念を持ってやり、大きな結果を出してきた木村・高野の二人が、世界の先頭に立つチャンスがある「自然栽培」という切り札について熱く書き上げた往復書簡たち!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Meme

14
私は高野さんと似ている人間かもしれません。自分の提案や意見をやったこともないのに雑に扱われるのが嫌いです。そのため、人の提案や意見は慎重に扱います。これがまたなかなか難しいのです。ちなみに、素敵な内容でした。うちの畑は自然農法に変えていきます。2023/04/29

ふじ

13
読んで世界の見え方がちょっと変わった本。奇跡のリンゴのおじいちゃんと、ローマ法王に米を献上して地元米のブランド化に成功した元公務員による、農業再生論。自然栽培(化学肥料、農薬、有機肥料を使わない)によって、環境保全、食の安全はもちろん、農業生産物の付加価値を上げ、海外輸出も可能にして(今の農法では硝酸態窒素の量が基準を上回っている)生産者の懐も保障できるようになるのでは、という話。ただ、お二方共にクセが強いので、好みは別れるかも。地元JAの紹介もあり。2017/04/19

aisapia

10
地球温暖化の原因のひとつは農薬と化学肥料。化学肥料が気化して亜酸化窒素ガスになり、地球温暖化の主な原因となっている。まずはここから環境問題に取り組んだらいいのにと思わずにはいられない。化学物質を吸収した野菜を食べなくてすんで、地球もキレイになるなんてWin-Winやないかー!その他にも有機野菜の懸念事項など学ぶことができる。このお二人の活動には頭が下がります。2023/11/25

Lila Eule

9
実に気持ちの良い本だった。この本の要素は、爽快、知的、大胆、地道、前向き、囚われない、挑戦、勇気、反骨、優しさ、観察、工夫、細心、やってみる、損得後回し、役に立ちたい、そして、愉快。楽しい本です。やってみようかなと思える本。「感動したら行動しないと・・」、「人間は知、情、意の順で動く」つまり、「知恵・情報を入れてあげると、心が動き、心が動くと人は行動する」と。「自然はいつでも待っている」「人がやらないだけ」「大事なものは目に見えない土の中にある」と。日本の未来の指針のような気がした。2017/04/14

はるま

8
地元図書館の正月福袋企画に入っていた3冊中の2冊目 延長して読了 鮮明な記憶なかったので、調べてみると2013年に映画化された「奇跡のリンゴ」の主人公木村氏と高野氏との対論集「世界中で行われている栽培方法は三つ 一つはほとんどの国でやっている化学肥料、農薬、除草剤を使う一般栽培 もうひとつは、(中略)動物性有機肥料や植物や米ぬか。。。有機JAS栽培 国が認めた農薬は使っている。三つめは 彼らが提唱する肥料、農薬、除草剤を使わない自然栽培」~引用 内容は自然栽培論だが、木村氏の諦めない人生訓的な警鐘本2018/01/20

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