内容説明
捨てられていた目の見えない子犬を子どもたちが見つけたが、きまりがあるために助けることができない。しかし子どもたちの生き物に対する愛情やハンディを持つものへの思いやりの気持ちが大人たちを動かし、ついには子犬を救うことができた感動のお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
33
【小学校】ノンフィクションで、道徳の教科書にも載ったそうです。目が見えないから捨てられたのかと思ったら、川に捨てられた時の衝撃のせいで目が見えなくなったそう。本当に酷い。いつもは「命を大切に」と教える立場の大人が、決まりだからと命を見捨てるようなことを言わなければならないジレンマが、読んでいてもどかしかった。ダンが吉藤団地の人たちに飼ってもらえて本当に良かったです。2016/01/22
呉藍
8
目の見えない犬を拾い、ダンと名付けて可愛がる希ちゃんと望ちゃん、そしておじいちゃん。ときにダンに力をもらえる彼らの、あったかい気持ちが素晴らしい。ダンはきっと幸せな人生を過ごしたことだろう。隣に墓を、という言葉が良かった。2011/05/22
雛
6
望さんの「盲導犬は人をたすけてくれるのに、目の見えない犬は、どうしえすてられるのですか?」という言葉がとても印象的です。大人の私には出来ない発想でした。2016/11/16
紅花
6
娘一人読み。「やさしいしい気持ちが本や紙芝居になったことにビックリした」彼女の10月のベスト3に入るそうだ。2014/11/11
ひじり☆
4
【光村図書 小学校教科書 国語 4年 紹介図書 平成27年度】「盲導犬は人をたすけてくれるのに、目の見えない犬は、どうしえすてられるのですか?」凄惨な事件が多い中、こんな優しい言葉を呟ける子どもを育てていきたい。2019/05/29
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