内容説明
芥川賞作家・藤野可織推薦! 映画に登場するおじいちゃんばかり追いかけた、癒しのエッセイ集。
仕事帰り。私に笑顔をくれるのは、スクリーンの中のおじいちゃんだ。人気映画ブロガー、初の単行本!
『世界最速のインディアン』『最高の人生の見つけ方』のように、主役として精いっぱいがんばるおじいちゃん。『マイ・インターン』のように、主人公をしっかり支えるおじいちゃん。彼らのように沢山画面には映らないけれど、ちょっとしたシーンでほっこりさせてくれる脇役おじいちゃん。映画の世界には、素敵なおじいちゃんがたーっくさん、いるのです。
そんなハンサムな彼らを、本書ではひたすら愛でています。ときにかっこよく、ときにかわいい。そんないとしのおじいちゃん12人を、ぜひどうぞ。
ひとたびページをめくれば、おじいちゃん萌えが止まらない! ! !
目次
まえがき
1 イアン・マッケラン
2 アンソニー・ホプキンス
3 ジャック・ニコルソン
【コラム】今後に期待のおじいちゃん
4 モーガン・フリーマン
5 マイケル・ケイン
6 テレンス・スタンプ
【コラム】素敵なおじいちゃんの見つけ方
7 クリストファー・ウォーケン
8 ショーン・コネリー
9 クリント・イーストウッド
【コラム】まだまだ紹介したいおじいちゃん
10 トミー・リー・ジョーンズ
11 ロバート・デ・ニーロ
12 クリストファー・リー
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
怜
19
20代のころからおじさんは好きだった。加えて今はおじいさんも好き、かも?というときにこの本を図書館で発見。晩年のショーン・コネリーはインディ最後の聖戦よりも薔薇の名前が好き。久しぶりに映画を観たくなる映画レビュー本でした。ダークナイトも観なくては。〔ジョジョの奇妙な冒険のジョセフじーさんのモデルは往年のショーン・コネリーだと思っている〕2017/03/15
くさてる
14
還暦を迎え、老いに抵抗せず、シャキッとしていて、性を感じさせない、そんな魅力的な12人の「おじいちゃん俳優」の魅力を語った一冊。俳優の台詞を「~じゃよ」的な老人言葉にしているのはうるさく感じて気になったけれど、俳優の魅力について語る言葉は熱くて、親しみやすい感じで面白かったです。観たくなった映画も何本かありました。2020/09/19
ダミアン
7
図書館で借りました。 おじいちゃん愛あふれる楽しい本でした。 おじいちゃん寸前の年齢の私にとっては来たるべき年齢に対する女性の考察という点でも参考になりました。 ただのじいさんじゃなく、見どころのあるじいさんになりたいものだ。2019/04/28
yasuyuki suzuki
4
おじいいちゃんと呼ぶには何か若い時のイメージしかわかない12人の老俳優たちの60歳(還暦)以降の作品の数々を紹介するなんともおもしろい癒しのエッセイでした。私も後2年で還暦ですが、おじいちゃんなんてまだ若いつもりですよね。なかでもお気に入りはクリストファー・ウオーケンは「ディアハンター」ショーンコネリーは「007ダイヤモンドは永遠に」クリント・イーストウッドは「ダーティーハリー」トミーリー・ジョーンズは「逃亡者」ロバート・デ・ニーロは「タクシードライバー」若い時の作品です。あなたもお気に入りの俳優を(続く2016/12/17
fukui42
3
偶然図書館で、イアン・マッケランに見つめられた。良いよねえおじいちゃん俳優。それぞれのエピソードや関連するおじいちゃん俳優も。怖くてだけどチャーミングで足腰しっかり。大好きすぎる❤️。もうすぐおじいちゃん、も面白い。2023/09/14
-
- 電子書籍
- カウンターカルチャーのアメリカ―希望と…