三流の維新 一流の江戸

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

三流の維新 一流の江戸

  • 著者名:原田伊織
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ダイヤモンド社(2016/12発売)
  • 読書週間の1冊を!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~11/3)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478100325

ファイル: /

内容説明

ベストセラー『明治維新という過ち』著者が「人口と経済」から初めて江戸と維新を斬る! 一本の長い時間軸を引き、正直な史実をフラットに、政治的な感情を込めずに検証。維新政府に全否定され、土深く埋まったままの江戸を掘りおこし、引き継ぐべきDNAを時代の空気と共に解明。あなたが習ってきた歴史が一気に覆る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

またおやぢ

14
帯の煽りはさておき、自分達の歴史の成り立ちを知り、その意味を振り返る上で参考となった。元々、幕末から明治維新の一連の流れには違和感を持っていた事もあり、江戸期における日本社会の優れたシステムを知りえたのは大きな学びであった。勿論、江戸の仕組みそのものを現代社会に持ち込むことは現実的ではないが、良いモノや考え方を理解し引き継いでいくことの大切さを再認識できる一冊。2017/02/13

Emkay

9
トンデモ本。クーデターによって成立した明治政府が必要以上に江戸や仏教文化を否定したという指摘や、その行く末が大東亜戦争であるとか、日本の本土に対する米軍爆撃や戦後の占領期について変に自虐的であるという指摘は頷ける。しかし、江戸期の世界に冠たるインフラや国税調査といったガバナンス等を拠り所にしてそれを逆に全肯定し、明治維新を罵りながら全否定する著者の乱暴な論理展開にはあきれるばかり。著者はマーケティング専門家らしいが、常識の逆説を大胆に書けば本が売れると踏んだのだろうか。2017/08/08

でろり~ん

3
初読の著者。ふうん、維新三部作というのがあるんですねえ。前の二作で言いたいことが明確になっているということなんでしょうか。この本の焦点が何なのか、ちと分かりづらい感想でした。本論から外れる、という言い回しで語られる内容はとても興味深いものでしたが、未来のグランドデザインを江戸に求める、という内容にはなっていない感じです。確かに明治政府はろくでもないことを数多くやっているイメージですが、一方的にバカ扱いする断定には無理がある気がしました。けっこう面白い史観であると思いますし否定反感を持つわけではないですが。2018/01/07

しん

3
江戸の交通や経済インフラ、観光(水路交通、海運交通、五街道)、リサイクルの仕組み(肥しの買取)によるクリーンな街づくり、政治、財務などの優れた点を挙げている。維新の賄賂政治、日本の良さ(歴史他上述)を捨てた西洋化一辺倒だった政治を挙げて、タイトルに示した一流と三流を示している。言いたいことは理解できるが、果たして一流の江戸時代が続いていたら、今の日本はありえたのか?2017/09/13

すんすけ

3
『明治維新という過ち』で江戸庶民は道徳性が武士より低い、と言っていたはずなのに、なぜか江戸礼賛をし始めるのは腑に落ちない。 この人、以前は薩摩スゴイって書いてたんですよ。 それが突然西郷をけなしたあとで、 今度は江戸礼賛。いいのか?2017/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11251685
  • ご注意事項

最近チェックした商品