内容説明
どんぶく、どんぶく、どんぶく先生――。
「こりゃ 許されん。なさけない。/育む基本きえとるぞ。/いばる大人がむれよって/いったいなにをしてるんだ。」
元教師で塾講師、児童厚生員として活躍する著者による、ある小さな町で実際に起こった出来事を絵本化にした一書。
子ども達の幸せ、笑顔を心より願うがゆえの真実の記録。あらゆる苦難に、どんぶく先生は果敢に立ち向かう。
「子ども達と関わる人々が、どうあるべきかを振り返るよい機会になれば」と著者は世に訴える。
ひいふうみい 見ててちょうだい手まりつき
願い事紙のハートにそっと入れ
引き際を心得ている母の愛
どうしてもやさしい顔の鬼の面
ただいまの背中にかかる雨しづく
おやくにん二枚舌では足りません
ここ一番 仏心の平手打ち
踏んづけた宝は大きい傷のあと
好きでない黒に染まったカメレオン
愛という肥えた大地で人育つ
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