内容説明
●他人の機嫌に影響されて、落ちこみやすい ●「いい人」であり続けようとして、疲れてしまう ●場の空気を読みすぎて、いつも楽しめない いろんなことに敏感すぎて、心が傷つきやすい人が増えています。著者の武田双雲さんも、もともとは「敏感体質」でした。そして、生きづらさを感じ続けているなかで、むしろ敏感な自分を「認めてあげる」ことが、これからを楽に生きる秘訣だと気づいたのです。本書は、著者が実践している「敏感さ」と上手に付き合うためのとっておきの方法を紹介します。●自分の機嫌は自分で決めていい ●「いい人」は“心配する”。「優しい人」は“心を配る” ●「逃げる」という選択は、ネガティブではない ●人生のチャンスは一度きり？ いいえ、何度でもあります 「敏感」は、弱さや欠点ではありません。くよくよするからこそ大切なことが見え、幸せに近づけるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
190
他者の気持ちを読みすぎてしまう人が心を清らかに整える本。いい人をやめていい。少しずつ愚痴をこぼしたりして自分の弱さを認めると心が軽くなる。辛いときは別の居場所を探してみるのもいいし、いい意味で鈍感に見守って疲れない程度の気配りをすればいいんだ。楽しめることを探したり、新たな一面を見ようとすることが大切。笑えたら笑ってみよう。明るい表情で暗いことは考えられないから。チャンスは何度でもやって来る。そう思えることで少しでも楽になれたらいいな。この敏感さと上手に付き合うことができたら幸せな気持ちにきっとなれるよ。2023/01/10
のり
12
急がない、焦らない、競争しない。弱気な自分を認めてあげる。悩みは問題を切り分けて考える。自分の気持ちを置き去りにしない。他人の見る目はいい加減。上下関係を決めているのはあなたの心。自分の機嫌は自分で決めていい。他人の心は樹海。踏み込みすぎると道に迷う。相手の話しにはただ好奇心を向けるだけでいい。笑顔でいるといいアイデアが浮かびやすい。2017/07/21
ノビー
10
コミュニケーションで悩む人へのメッセージでなかなか面白い。双雲さんの優しい人柄を感じる。あれこれ悩むより、まず行動。深刻にならずに仕事を含めすべてを遊びと思い、マインドセットしてポジティブに、楽に生きようと提言する。2017/01/07
ニョンブーチョッパー
9
★★★★☆ 「HSP」という言葉に頼らずに前向きな気持にしてくれる。現状を認めて頑張りすぎないというあたりがポイントかな。2020/07/17
ERIN
7
周りの人の聞き上手になるより先に、自分の声の聴き上手になろう。自分を見守る自分を傍において、敏感スイッチのオンオフを切り替える。焦らず急がずのんびりゆるり。2021/10/17
