ザ・ビートルズ 解散の真実

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ザ・ビートルズ 解散の真実

  • ISBN:9784781612720

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内容説明

ビートルズのメンバー不和や、解散、再結成レコーディングの裏側にあったものは何か。金銭問題をはじめ、これまでの通説以外の解散の理由を数多くの証言や資料から明らかにし、解散前と、解散後から現在までのメンバーの活動と人間関係をリアルに描いた巨艦ノンフィクション。日本版オリジナル1967年~2014年のディスコグラフィ(主なツアー、プライベートイベントを含む)付き。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キクマル

7
来年、ビートルズを初めて聴いてから40年を迎えます。今年の来日公演を含めてポール・マッカートニーのライブに4回、リンゴは1回、エリック・クラプトンと共演でしたがジョージも1回行っています。今でもビートルズは大好きですが本書を読んでいる内にイライラしてきました…金と訴訟の話ばかりなのです!!解散後の話は大体分かっているつもりですが、さすがにウンザリしました…個人的にオノ・ヨーコは嫌いです。2015/06/26

mawaji

3
ビートルズ解散に至る経過が数多くの関係者の証言を交えて赤裸々に描かれています。いろんな伝記を読んできて断片的に得られていた情報が私の頭の中でようやく統合した感じがしました。ジェフ・エメリックを読むと音楽的にはジョージ・マーティンが第5のビートルズですが、本書を読むとグループとしてビートルズたらしめていたのはニール・アスピノールだったんですねぇ。そんな裏事情なんか知らずに無批判にビートルズの音楽を受け入れていた頃を懐かしく思い起こしました。ちょっと搾取のにおいがする古い音源の出し直しはもうそろそろいいかも。2015/01/15

すいか

1
思っていた以上に再結成の機会はあったんだということに驚き残念に思う。ビジネス上の問題の解決に時間がかかったのがすごく残念。もう少しジョンが長く生きていたら再結成はあっただろうし、ライブも生で見ることができただろうに。訴訟の話は、私はもう少し内容を詳しく知りたかった。 2016/05/05

kaz

1
邦題から解散前後に絞った内容を想像していたが、解散直前から解散を経て、メンバーのソロ活動、ジョンの死、ジョージの死を経て、ほぼ現在に至るまでの軌跡が、金銭と権利にまつわる訴訟などの揉め事を主にかなり詳しく記述されている。ビートルズの関連本は山のように存在するが、活動初期から中期にかけてのものは、読んでいても楽しいものが多いが、本編は読んでいて非常につらい思いがした。筆者は、各メンバーおよびパートナーそれぞれ平等な扱いになるよう心がけているおかげで、なお更、表現が辛らつになってしまったように感じる。2015/05/02

hironob

0
1969年から現在(2009年)までにビートルズに何が起こったかを描いた本。 4人のメンバーとメンバーを取り巻く人々の諍いとささやかな和解や別離を描いている。 解散にあたってアラン・クレインがもたらした影響ビジネス上の問題がかなり細かく描かれていてよく理解できた。 映画ゲットバックのその後として読むと解像度も上がりとても味わい深い2022/01/19

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