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内容説明
大学の学費が高騰している。経済格差が広がる中、この学費を親が自費で賄えない場合、多くの学生は奨学金に頼るが、その返済が滞り自己破産に至るケースも後をたたない。奨学金破産は保証人である親や親族にまで連鎖する。大学以前にも私立の小・中・高、それに伴う進学塾など、教育費はうなぎのぼり。学歴をお金で買う時代とも言われている現代、われわれは教育費にどう立ち向かうべきか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
20
恐ろしい題名。しかし、決して人ごとではないと思う。2015年大学進学率は5割。そして学費はあがり生活費は高騰。なのに大多数の人の家計は苦しい。奨学金も延滞には厳しく一歩間違えると重くのしかかる。とはいえ暗いことばかりではない。勉強を子供の時からするのとアンテナを張ることで開ける道もありそうだと感じた。2017/01/11
まゆまゆ
10
親が子の教育にかける費用は当然親の収入によって左右される。ひとり年間100万かけられるかが難関大学進学への分かれ道といった感じか。仕送りも月7万円が平均らしい。最近は貸与型の奨学金が話題になるが、大学独自でも貸与型奨学金を実施していることが多いらしいということをわかっただけでもよかったかな(笑)2016/12/12
プクプク
7
図書館の新刊コーナーに並んでいたので読んでみた。進学にお金がかかる時代。中流の家計に重くのしかかっているという。学費事情を知るには読みやすい。2017/01/11
Eddie
3
現代は若者は結婚もなかなかできず、結婚しても教育費で苦しくなり、老後は余生を楽しむこともできない人生。ウチも私立大学なんかへ行かれたら将来しんどくなるのは確実! 2019/04/22
おだまん
3
現状は分かっているわけだけれど。2016/12/20