内容説明
数学ギライの人・数学が苦手な人に贈る、義務教育の算数・数学やりなおし講座。
「分数の割り算はひっくり返してかける」のはなぜ? 「マイナス×マイナスがプラスになる」理由は?
今まで疑問を持たずに(あるいは持っても)通り過ぎてきたところにこそ、数学ギライの原因がありました!
本書が提唱するのは「実生活にあてはめて説明する」「図に描いて表現する」こと。公式の暗記は必要ありません。
だから、今までの数学の本に挫折した人も、無理なく読めて、実感を持って理解できます。
また一見数学と関係なさそうな「ダイエットする」「料理を作る」「部屋を片づける」といった実生活の問題を、数学の考え方を使ってすっきり解決する方法も紹介します。
これで「わかる!」「役に立つ!」数学があなたのものになります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココロココ
30
タイトルが、なぜそうなのかが良く分かった。 習っていた時は、ただ覚えろと言われ、覚えていただけだったが、実際になぜそうなるかが分かると、面白い。 因数分解も苦手分野で、こんなこと社会に出て役に立つのか、実際に使うのか、と思いながら勉強していた時代があった。 人のせいにしてはいけないが、ただ公式を覚えろ、というだけではなく、なぜその公式になるのかを教えてもらっていれば、見え方が違っていたのかもしれない。2017/08/14
ルート
14
数学的思考を日常生活にどう落とし込むか、教えてくれる本。面白い。新聞記事を図にして、深い情報を読みとる記事トレの方法は、とても参考になった。あとはベン図の大事さも再発見。MECE(ミーシー:漏れなく、ダブりなく)を意識して描くといいそう。やることを分解して細かくしていくのは、『小さな習慣』の考えと同じだなと思った。2021/04/07
にこにこ
8
教え方が分かった気がする。計算は電卓でやればいい、、、でも暗算できたら便利だけどねーそれこそ日常生活に。2017/09/02
たか
5
良書です。中学レベルの数学があやふやな人はぜひ。2017/04/26
ゆうちぃ
4
因数分解で、人生の問題も図面化、分類するのが新鮮でした。早速実践しました。2017/09/04