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内容説明
マルクスは当初、『資本論』を「商品」から始まり「商品」で終わらせる予定だった。資本主義的生産過程の結果としての「商品」は単なる商品ではなく、剰余価値を含み資本関係をも再生産する。この「生産物が生産者を支配する」という転倒した姿を克明に分析することで見えてくる資本主義の全貌。『資本論』では十分に語られなかった独自の論点が展開される、『資本論』のもう一つの結末がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
6
「資本論」は興味はあるが手が出ない本でした。光文社古典新訳文庫のシリーズに資本論草稿があるのを発見したときは草稿なら読めそうだ!そう思い、図書館で予約したが、受取ると身震いした。「思ってたのと違う」そして微塵も理解出来ず。悔しさと虚しさが心に残った。俺は無能だな~遠い目。 訳者に敬意を表します2023/10/08
Akiro OUED
4
資本論では、フェティシズムという言葉は使われてなかったけど、本草稿集において物神化は詳述される。工場労働者にとって、製品よりもそれを産み出すシステムこそ神なのだ。物神と化したクルマの生産ラインへの崇拝は、不良車さえも出荷してまで、その活動を維持させた、とも読める。悲劇だね。2023/12/24
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