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内容説明
落語や講談の脚本を手がけ、伝統芸能の噺の面白さを知り尽くした著者が、本書では舞台を江戸時代から現代に移してショートショートを書き下ろす。そこから浮かびあがるのは、江戸時代と変わらぬ現代人の悩みであり、人間の可笑しみだ。友情やご近所付き合い、男女の交際から会社の人間関係、喧嘩・謝罪術まで──落語のように、悩み・トラブルを楽しみに変えて生きる大人のコツを学べる1冊。各エピソードの末尾には元ネタになった落語・講談の噺を紹介。CD情報付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じんべえざめ
5
△【書評】生の落語を聴くことが刺身だとすれば、関連本は刺身のつまということか。2020/10/11
nekoさん
5
タイトルは落語に学ぶなのに、落語に学んで無い。割と普通な処世術が続いて、これが「極意」でござるか?山本と沢田の喧嘩もウヤムヤ。紹介されている落語をYouTube で検索すると楽しい。2019/08/09
ともぞう
4
想像していた内容とは違った。現代のあらゆる場面での人間関係を円滑にするコツというか心持ちというか。そこに関連しそうな噺のあらすじをちょこっと紹介する位で落語はあんまり関係ないかなぁ…。落語は業の肯定というけれど、著者は様々な状況・環境の人の立場に立って考えることができ多様性に対する受け皿もある人のように思うので、独善的ではない。そこは好感持てるのだけど全体的にとりとめなくて終始「ふーん」って感じだった。電車の中で読んでる人がいてタイトル買い。期待が膨らみ過ぎていたみたいだな…2017/04/18
とし
3
最近研修を行うときに、結局人間は昔から同じ悩みを持っているのでは?なら、落語とか古典にヒント・ネタがあるのでは?と思い、面白そうだから買ってみた。が、落語に学ぶとうたっているものの、著者流のコミュニケーションについて述べた本。それぞれの考えに対して、関連する落語の概要を書いてあるだけなので、落語を知りたいと思って買うと期待外れかも。2017/06/13
taka
3
著者流のコミュニケーションについて述べられた本。落語についてはいくつかの噺の概要が紹介されますが、関連付けはされていませんでした。こういう考え方もあるんだなー、くらいに留めておきます。ただ、不倫を否定しない考えはいかがなものか。。。2017/05/28