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内容説明
東京の道路が織りなす珍しい風景=「東京道路奇景」の多くは、道路整備の大幅な遅れを短期間で取り戻すため、 苦肉の策として建設されたものだ。 それでもなお、東京の道路は計画の6割しか完成していない。 しかし、考えようによっては、この道路整備の遅れは、都市の「伸びしろ」でもある。 東京は道路について、まだ4割も成長余地を残しているのだ。 東京は、道路によってどのように変わっていくのか、また、変わってきたのか。 「東京道路奇景」から、東京という都市の来し方行く末が見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
38
手元に読む本が無くなったので夫が借りてきた本を読みはじめました。ほとんどが興味のない記事で、その部分は流し読み。身近な駅や施設だけを読む。特にTーCATは出来た頃はちょうど海外旅行にはまっていたので、家から近かったこともあり利用していました。そういえば気がつくと利用するのは羽田に行くバスのみになってます。ビル内部にお店はあるものの、私には魅力と思えるお店がないこともあって、閑散とした印象です。都心なのに、もったいないような空間。どなたかがビル全体を再生していただけたら嬉しい。2020/11/04
幹事検定1級
22
東京の都市、特に交通網の歴史と現状にフォーカスを当てた本。情景を浮かべながら学ばせて頂いた。東京は電車の開発が先に進んできたため、道路の環状ラインが未完成で尚且つ地方からに放射状に集中する東京への交通をさばききれず慢性的な渋滞が発生した。それらを解決するため中央環状や外環道の整備がようやく進み首都高の渋滞が緩和しつつありますね、納得です。東京オリンピックに向け交通網の整備は不可欠ですね。新橋〜豊洲の環状道路もどうなるのでしょうか。勉強になりました。(図書館本)2017/01/29
yyrn
7
首都圏の道路に関する「都市計画オタク」本。私にはともて面白かったが、だからなんなの?と言う人も多いハズ。コロッセオのような大橋JCTとか、上空を覆う初台交差点や箱崎JCTの近未来的な奇観とか、駅の上にできた日本最大のバスターミナル「バスタ新宿」に違和感がない理由とか、日本最長の道路トンネルが都内にある訳とか、ニューヨーク、パリ、ベルリン、ロンドンとの比較とか、オタク心に火が付く。上京したときによく通る赤坂見附交差点付近の首都高の景観は非日常的だし、それに地下鉄の通路や出入り口が加わるとより混迷度が増す。2016/11/17
oanchan
6
東京の都市計画道路は4割が未完だという。素人発想で、これ以上東京に道路が必要だろうかと思っていた。しかし、この本を読んで東京の街路整備は他都市に比べると遅れていることを痛感。道路ができれば街が大きく変わる。その意味で東京には伸びしろがあるという。東京を道路という角度から見た良書。2017/02/09
tkmt
5
東京の道路の特徴について。アンダーやオーバーが都心に度々あるが、環七や環八に多く設定されている事は知らなかった。東京等の都市圏特有の機能的で美しい道路。未来へ受け継ぐために維持管理を適切に行なってほしい。2019/12/14
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