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内容説明
本棚の下に落ちている桃色のボタンが、クリップや五百円玉などと会話を繰り広げる「すきまの闇」や、大好きな家族が引っ越してしまい、取り残された玄関扉のノブの気持ちを描く表題作「ドアのノブさん」など、身近にある「小さなもの」に目を向けた短編童話集です。やさしくてユーモラスでありながら、ハッとさせる視点の鋭さ。童話界の新しい才能、おおくぼ雨咲(うさぎ)さんの作品を読むと、何気ない日常を見る目が変わります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
表題作を含めた5篇の短編集。普段気にしないけれども、身近にある物たちにスポットを当てたお話。この発想が好き。物を大切にしよう。掃除は・・ボチボチかな(笑)。2021/01/09
chiaki
31
ニシワキタダシさんの挿絵に惹かれて。表題作『ドアのノブさん』はじめ5題の短編集。これを読むと、身の回りにあるモノたちの声が聞こえてくるような気が…。筆箱の中の一本の赤青えんぴつのおはなし、『背中あわせのともだち』がよかったです。出番の少ないブルルの思いが切なくて好きです。「小学生から大人向け」となっていますが、全体的にゆるーーーい感じなためか、ボヤっとしてて、心がおっさんな私にはもう少し刺激が欲しいところでした。2020/05/03
anne@灯れ松明の火
29
「うっかりの玉」が良かったので。モノを擬人化した短編集。意外なものを主人公にして、ユニークな話を展開。オリジナリティを感じる話ばかりで、面白かった。「すきまの闇」の「しめた! 金だ!「つかまるんだ!」には笑ったけれど、ラストはちょっと切なかった。「ドアのノブさん」の心の変化にはほのぼの。「背中あわせのともだち」転げ落ちた消しゴムの持ち主への想いにジーン。読み終わって、周りを見回すと、コレもアレも、何か考えているのかなあ?と思ってしまう。ニシワキさんの絵も楽しい。2019/06/05
ケ・セラ・セラ
19
家具の下に転がり落ちて気付かれず忘れ去られた物たち。家族と毎日触れ合っていたのに、引っ越しでは置いていかれたドアノブ。彼らの心の声が実にリアル。木片や、赤青鉛筆、裏返しになった靴下の心模様まで。短編5話。物言わぬ彼らも実はこんなふうにいろいろ考えたり感じたりしているのかもしれない。そんなふうに思えてくる。赤青鉛筆は胸に沁みるし、ボタンの話は我が家でもきっとあるあるだな。少々心苦しい。つくも神とはちょっと違うけれど、この視点は楽しいね。2024/05/24
mntmt
18
小さな物が主役の短編集。かわいくて、内容に深みを感じた。2018/05/03




