内容説明
人間の体は、さまざまな器官が連携をとって生命活動を行っています。
なかでも脳は、もっとも高度な活動をしている器官の一つです。高度な活動をしているがゆえにナゾが多い器官でもあるのです。
本書は脳の構造から脳につながる神経のしくみ、感覚記憶のしくみ、心理的なはたらきや脳の病気、そして最新の脳の情報まで脳の世界を1冊にぎゅっと凝縮しました。
奥深い脳の世界を探検しましょう。神経内科の専門である高木繁治教授が全体を監修しています。
特に高木教授の専門である神経系と、アルツハイマー病やパーキンソン病などの脳の病気、そして睡眠のしくみなどを詳しく解説しました。
【本書の内容】
第1章■脳の基本構造とはたらき
第2章■神経細胞と神経系
第3章■脳と感覚
第4章■脳と心・感情
第5章■脳と言語能力
第6章■脳と記憶
第7章■脳の老化や病気
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シロうさぎ
7
多発性神経障害との事で、4ヶ月にわたり徹底的に脳の検査を受けました。その際に、脳の基本的な仕組みと用語が知りたくて読んでみましたが、分かり易く大要が記されており、おかげでお医者さとのお話しもスムーズにできて良かったかな。2024/12/27
ABCsaitoDEF
1
脳の解剖生理を学べる2019/02/10
読書家
0
脳の基本的な部分の名称について知る事が出来た。
msk / moji
0
概説、という感じ。大まかに把握するのにはいいけど、詳しく知りたい場合は物足りないかも。2012/06/26
まさお
0
脳について幅広く知る事ができてよかった。 いろんな内容にイラストも使ってわかりやすく書いてあります。2012/05/30