内容説明
「ありがとう」の言葉をかけながら野菜を育てる、
新時代ファーマーの想いを込めた、温かな1冊。
東京ドームの面積の4倍はゆうにある北海道洞爺の「佐々木ファーム」。
近代農業のあり方に疑問を抱きながら野菜を育てていた代表の村上貴仁さんは、最愛の息子を突然死で失う体験をきっかけに、自分の人生観を根本から見つめ直します。
「命」そのものを深くとらえ、虫も草も病原菌も殺せなくなり、農薬もまけなくなる日々。
そんなあるとき1冊の本から「ありがとうの奇跡」の話を知ります。「自分の年齢の1万倍の回数だけ『ありがとう』を言うと、家族に奇跡が起こる」……。
もうこれ以上、家族を失いたくないという思いから言葉かけを実践した村上さんに起きた、信じられないくらいの大きな奇跡とは?
*目次より
・突然やってきた息子のお引っ越し
・これまでの農業の常識を打ち破りたい
・どうして人は簡単に死んでしまうのか?
・おもちゃの携帯電話がいきなり鳴った夜
・36万回の「ありがとう」で奇跡が起きた!
・大地が教えてくれた「5つのものさし」
・嫌気性菌に毎日「ありがとう」を言っていると
・すべてはエネルギーの流れでわかる
・運命的な人と人との縁
・「ありがとう農法」とは生き方そのもの ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
4
ドキュメンタリー映画「大地の花咲き」の舞台“佐々木ファーム”の村上さんの本、出版されました!映画では語られていないエピソード、ちょっと不思議系なお話もありました。「自分に都合が悪いことでも喜べるのがありがとう農法です。」どんなことにも意味がある、悪いと思ったときはどうしたらいいかをとことんまで考える、村上さんの生きる姿勢は、「愛と喜びを循環」しています。循環を維持するには、「一人ひとりが考えていくことが大切」とのこと。2017/04/10
きゅう。
2
....ふーん。 ってカンジです。2018/02/25
だ〜ね(^O^)
1
小さな家庭菜園をしていますが、自然への感謝や考え方はとても共感できました。2017/07/19
むっくん
1
スピリチュアルが苦手な人にはオススメしないけど、文体も読みやすくてめっちゃ興味深かった。 奇跡のリンゴとかが好きな人は何か気づきや発見があるかも。 そして、大好きな居酒屋さんでもここの野菜が使われてると知ってびっくりした!2017/01/18
ピキ
0
「ありがとう」を36万回言い続けた、著者。言葉のチカラは人だけではなく。植物にはもちろん全てに通じると気づかせてもらった。息子さんや農業、出逢った人を通じて物事の陰陽、ご縁の大切さ、人の在り方を学ばれた経緯に胸が打たれた。「自信がなくてコンプレックスの塊でおどおどした自分でもOK、自信がなくても行動はできる。」自信を持てなかった自分への励みになる。自分も今の現状を当たり前と思わず感謝溢れる著者のようになろう。