内容説明
このユーモアと不条理、右に出る者ナシ! バカミスから心暖まるファンタジーまで収録した、「六とん」シリーズの新作。下品で収録が危ぶまれた「×××殺人事件」や、タイムマシンで過去へ行き片想いの女性に告白する「秘めた想い」、運命の出会いを描く「赤い糸」などドキドキのお話がいっぱい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
84
別に面白かったからいいけど、最早六とんシリーズではない普通の短編集の中に六とんも入っているって感じ。2017/07/14
セウテス
82
【六とんシリーズ】第3弾。とにもかくにも、江草天仁氏のカバーイラストはずるいですよ、私ファンですし。今回も、タイムマシン物というか想いを伝える物というか、ちょっといい話的な読ませる作品。前作でも使った「世にも奇妙なミステリ落ち」私は好きですけれど。どれも愉しく読ませますが、最後のイラストであ然とさせるトホホにさせる、あの手腕が私はもっと欲しい。下品なとか、エロいとかよりも、予想した結末のはるか別の方を向いたオチこそ、作者の世界観ではないかと思う。良い意味でバカバカしくて、でも何かいい、人に隠れて読みます。2021/04/06
bluemint
20
さあ楽しませてもらおう、と読み始めたが、今までと比べて手抜き加減があからさまに出てしまっており、ガッカリした。最後の1ページにかけた情熱はどこへ行ってしまったのだ ?絵で謎解きをすることに飽きてしまったのかな。面白がらせてくれれば、別に下品でも構わないのだが。一番の謎は、中谷美紀が本当に「ちんこ」と言ったのか、ということだったとは情けない。2019/12/24
coco夏ko10角
14
六とん3。11収録。1と2は昔も読んだけど、3は初めて。 『×××殺人事件』ひどい内容だけど、このシリーズの味が出るのはやっぱりこういうの。2017/06/26
グラスホッパー
12
一話ごとに引用してある言葉が、味わい深いです。2022/10/23