講談社文芸文庫<br> 点滴 釣鐘の音 現代日本のエッセイ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文芸文庫
点滴 釣鐘の音 現代日本のエッセイ

  • ISBN:9784061962422

ファイル: /

内容説明

中学時代、朽木三助のペンネームで森鴎外に手紙を出し、“一ぱいくわした”つもりが文豪の大手腕に舌を巻く『悪戯』。宿の水道栓から滴る微妙な音へのこだわりを互いに競った太宰との思い出から、その“最期”への無念さの籠る『点滴』。『鮠つり』『掘出しもの』『猫』等。詩魂を秘めた繊細と放胆、前人未到の文学世界を創造していった著者の昭和6年から30年間の珠玉のエッセイ47篇。三浦哲郎新編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まひろん

1
太宰治が師事して迷惑をかけてきた人、という印象の強い井伏鱒二。子供時代のエピソードや太宰とのこと等、面白かった。派手な話はないのだけれど、ささやかな日常の事柄をきちんと読み応えのあるものにしているのはさすが。2023/09/10

0
井伏鱒二本当に好き2018/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/293334
  • ご注意事項