内容説明
ノーベル賞の歴史はそのまま、現代科学の歴史でもある。「物理学は力仕事である」「長生きすると受賞に間に合う」など科学者である筆者のユーモアあふれる筆致でわかりやすく、人生の機微とともに先端科学の基礎知識も得られる1冊! ※本書は、1995年、化学同人より刊行された、『あなたも狙え! ノーベル賞――科学者99人の受賞物語』を文庫化にあたり、大幅に加筆し、改題・再編集したものです。
目次
1 1901?1915・現代科学の黎明期1-放射線利用と免疫・抗体反応研究の始まり
2 1916?1930・現代科学の黎明期2-未来を予測し、生体の構造に迫る
3 1931?1945・現代科学の揺籃期-原子エネルギーの利用とDNAの発見
4 1946?1960・現代科学の確立期-物質の究極とは、そして現象とは何か
5 1961?1975・現代科学の成長期-有機物の創造と生命の解明が始まる
6 1976?1985・現代科学の発展期-有機化学現象の理論化から遺伝子工学の時代へ