内容説明
NYを発ち、東京へ到着した伸行。待っていたのは6年も孫との再会を願っていた祖父母だった。11年間過ごした家に戻ってみると、ここもやはり“故郷”なのかと自問する自分がいた。伸行にとって、故郷とは、シドニーと幼い日々をともにしたNYしかありえないはずだったのに……。ノブの突然の出奔(しゅっぽん)に戸惑うシドニー。殺人事件の解明のため、彼も東京へ赴く。“友情”と“純愛”のピュアストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
15
自分の足元をたしかにするため、伸行は日本の祖父母の家に「帰る」。あとを追うように、ある事件の容疑者の調査のため、シドニーも日本へ…。アメリカで育ったけれど、父親も母親も日本人である自分の故郷は、アメリカなのか日本なのかと、ふわふわ漂うような伸行。どっちつかずじゃなくて、「両方」じゃダメなのかなあとわたしは思う。甘いのかな。…どうやってシドニーと再会するのかなーと、思わせといての結末は、なんか楽しかった。2014/11/15
扉のこちら側
13
再読。2014年776冊め。今回もVISAがからむ。2014/09/19
つたもみじ
11
シリーズ第七弾。前巻ラストで自分を見つめ直す為、日本へ帰ったノブ。自分の故郷はNYだと思っていたけど、暖かく迎えてくれる祖父母に、ここも故郷なのか…と心動かされる。だがシドニーと離れてたった数日で会いたくて堪らなくて…。そしてシドニー&ヘンリーはNYでの殺人事件解明の為に日本へ!ノブとは会わなかったけど、捜査で訪れた会社でノブの父親に…シドニーまた思いきった事を。まあ、想いはバレバレだったわけだけどもw 祖父母は良い人で、父親もイメージがかなり柔らかくなってきました。さて、二人の関係は…。2014/06/07
わっぱっぱ
6
シリーズ7作め◆アイデンティティって、本当の意味では確立できないんじゃないかな。矛盾しているようだけれど、流動的なものだと思う。 人間は決定的に“ひとり”なんだっていう認識の上で、その時々の他者との関わりの中から見出す(見出そうとする)しかない。 と、伸行があまりにぐるぐると考え込んでいるので思わずシンクロしてしまった◆「ままならない関係」に萌えを感じる身としては、伸行の父親や祖父母が理解のある人たちで、ちょっと拍子抜け。2016/01/11
扉のこちら側
4
2004年に初読。2004/12/01
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