内容説明
小さい頃から仏教的なものに、なぜか憧れてきた著者は、お寺の生まれでもなんでもないのに、同じくお寺の生まれでもなんでもない、1人のお坊さんと出会い、檀家ゼロからどこの宗教にも属さないお寺「みんなの寺」を開山しました。お寺のお仕事をこなしながらも、仏教に恋い焦がれる気持ちはおさまらず、理解ある夫に後押しされ、ひとりミャンマーに旅立ちます。ミャンマーは瞑想修行の本場。日本の大乗仏教とは少し違って、ブッダの教えそのままの原始的な上座部仏教を信じている国。そこで、著者は髪を剃り、尼さんとなって修行をすることにいたしました。しかし、瞑想は精神的な作業。なかなか一筋縄ではいきません。迷いが生じて行く中で、生涯の師と呼べる人との出会いがありました。それでも、その師からの教え、そして自らの修行を通して、見えてきたものがありました。とても尊いもので.........。仏教に恋こがれ、女ひとりでミャンマーへ!そこで手に入れたのは、ブッダが教えてくれた「幸せに生きる」ためのヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
31
コミックエッセイ。お寺の奥さんが、ミャンマーで修行をするお話。瞑想のこととか、仏教のこととか、ミャンマーでの修行生活とかが書かれていて、とても読みやすいのだけれど、難しい・・・一度瞑想は体験してみたい。2014/03/23
ユズル
21
書店で、何度か目にする度にスルーしていたのに、今日に限ってスルッと手に取り読み始めました。そこには私が常日頃から『そうなりたい!』という事が、可愛らしい絵で、分かりやすく書いてありました。瞑想。私が日頃から一生懸命努め、そしてなかなかうまくいかないマインドフルネス。妄想のくだりとか、(ああ、分かる分かる)と苦笑いするくらい(;^ω^)瞑想センター、一度行ってみたいです。2017/04/23
れい
12
【図書館】仏教の原典と言えば、タイ、ミャンマー、スリランカなどの現地で学ぶのが一番の早道なのか?戒は、定のためだったんですね。なるほど、勉強になりました。昔の寺院もそのような国際的な交流の場だったんでしょうね。2016/06/05
ごへいもち
12
仏教に興味も知識もないので面白くなかった。いくらコミックだからって手を出すべきじゃなかったよ2014/03/30
HIDE
9
坊守でミャンマーの瞑想センターで修行された方のコミックエッセイ。ぼくも瞑想をするので、共感するところがいくつかありました。例えば、うまく集中できないことのいらだちや焦り、妄想を楽しんでいるという気づきなどです。読みながら、そうですよね、とおもわずうなずいてしまいました。2013/06/06