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内容説明
経営戦略とは、企業が実現したいと考える目標と、それを実現させるための将来的な道筋を、外部環境と内部資源とを関連づけて描いた見取り図だ。日本の身近な事例に基づいて競争戦略・全社戦略をバランスよく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちけん
2
とても分かりやすかった。理論の説明の後、必ず「たとえば・・・」があり、分かりやすい事例(ヤマトやホンダなどの日本企業)で説明してくれる。ページ数は多いが説明が詳細なので行間を読む必要がなく、スラスラ読めて独学者にはとても親切だ。このタイプの説明が詳細な本が個人的にはとても好きだ。PorterやBarneyのフレームワークは何となく知っているが「人に説明できない」という人にオススメの本です。2019/01/05
Shiro
2
戦略の定義から、競争戦略の基礎、顧客価値、ポジショニング、事業ドメイン・ポートフォリオの考え方等が一つ一つ丁寧に解説された本。単に有名な戦略論を列挙・解説しただけのものに比べ、個々の理論が経営戦略論の中のどこに位置するかが正しく入る点、事例も身近な日本企業(花王、資生堂、キヤノン等)を扱っている点が良い。一方でやや理論に寄った内容のため、戦略を実際に考える人にとっては使い難い。その点では「事業戦略策定ガイドブック」は非常に実務的。両社の中間にあたるのが「戦略立案ハンドブック」といったところ2018/06/23
hajihaji
2
ポーターの競争シリーズがすんなり頭に入らずに苦戦している際に、手に取りました。 日本の企業がケースの対象になっていること、説明が平易でわかりやすかったことから、有意義な一冊でした。 巻末の参考文献も有益だと思います。2017/02/12
aun
1
読みごたえがあって非常に満足。マーケティングのような対外的な戦略についてかなり学ぶことができたので、次は組織戦略のような内部のマネジメントについて学びたくなった。2021/01/24
緑虫
1
★★★☆ 経営戦略を練るに当たっての諸々の分析手法・考え方の概説。分析例はかなり具体的なので、実際に分析のために手を動かす人の役にも立ちそう。2018/09/11