内容説明
正しい知識をもって早期に適切な治療を受けるなら、認知症も怖くない――月に1000人近い認知症患者を診る専門医が、家庭での早期発見法や受診のコツ、息抜き介護のノウハウなどをやさしく伝授。脳の問題だけでなく、全身をトータルにケアする高齢診療科の視点から、その人に合ったオーダーメイドの治療を提案します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
11
著者が、一番伝えたいこととして介護しているご家族の方に、笑いましょう、笑っていると認知症の治療もきっとうまくいきます。と書いてあります。家族が認知症になったら、驚き、悲しみでいっぱいでしょうが、この本の著者のように認知症の患者に寄り添ってくれる医師が身近に入れば心強いだろうし、笑顔にもなれそうと読みながら思いました。2017/08/19
コメ
0
傍観者になって症状を面白ろ観察笑ってやりすごし先送りにする!大事だね。一緒になって騒いじゃだめ。2020/08/13
JKTP
0
専門知識と専門用語の羅列ではなく、とても簡潔でわかりやすい説明の上に、情報量も充実していて、患者目線で書かれた良書だと感じます。この1冊でかなりの知識を得られ、多くの対応策や、感情の整理・介護の方向性が見えてくる、教科書的なこの書籍に偶然出会えて感謝。2019/05/16