内容説明
ネズミが顔を出しそうな穴あきチーズ、学校給食が懐かしい三角形のチーズ、あなたは「チーズ」と聞いて何を思い出す? じつは人それぞれにイメージが違う変幻自在さこそが、地球の食品にほかにない、チーズならではの特徴なのです! その秘密は母から子へ与えるミルクの力にあります。そして、ミルクを乳酸菌やカビの力で発酵・熟成させるという大発見を人間は考えました。文化と科学の両面から、この奥深い食べものに迫ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
80
前半はチーズに関する基礎知識がQ&A式で描かれていてとてもわかりやすい。チーズの歴史や種類など。しかし中盤からチーズ作りや成分が化学式で書かれていたり説明が難しかった。タイトルが『チーズの科学』だ仕方ない。個人的にお酒を飲まなくなったのでチーズを口にする機会が減った。好きなのは青カビチーズのゴルゴンゾーラやステルトン。嫌いな人に顔をしかめられるけどお酒にぴったり。ハードだとミモレット。お酒なしでも食べたく成ってきた・・・図書館本2018/06/09
kaizen@名古屋de朝活読書会
25
#感想歌 牛乳の成分発熟成とカゼインカルシウム乳酸 チーズ種類白カビ青カビ、セミハード、ハード、フレッシュ、シャーブル、ウォッシュ2017/09/30
ロア
22
日本では輸入チーズがバカ高いですが、なんと価格の29.8%が輸入関税なのだそう。ナチュラルチーズの輸入が自由化された1951年当時は35%だったのでそれに比べれば、ほんの僅か下がってはいるけども。。。けども(*´Д`*)諸外国では高いところでも10%台なんだって。もっと安ければ色んな種類のチーズを沢山楽しめるのになぁ。約60年で5%減してるから、200年後には10%切ってるかもね(∩^ω^∩)2017/01/13
桜子
18
面白そうだな!と手にしましたが、チーズを科学の視点で…後半からガッツリ科学の授業のようで一度読んだだけでは覚えきれない内容。毛髪理論以外でマトリックスやSS結合を目にするとは思わずで、難しいながらも飽きないチーズの魅力でした。気にはなっていたけど調べるまではしなかった謎が解けたりもあり、これからチーズを選ぶのが一層楽しくなりそうな一冊。2018/04/03
calaf
14
科学的に見たチーズの解説。種類の説明、製造段階の化学反応、健康への影響等、いろいろと書いてありましたが...ほとんど知らない事ばかりでした (^^;;; まぁ、標準的な日本人らしく?、あまり食べないからなぁ...2017/05/21