MFC ジーンピクシブシリーズ オークは望まない

著者名：島崎無印【著】

KADOKAWA（2016/11発売）

• ISBN：9784047343641

内容説明

モンスター・オークと小さな魔女。 奇妙なふたりの、切なくも温かい物語。

王国に命を狙われる小さな魔女・リーナ。捕らえられる間際、彼女の前に現れたのは１体のオークだった。人間に命を狙われる魔女と、人間に忌み嫌われるモンスター。絶望のなかで出逢ったふたりの、不思議な共同生活が始まる――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[詩歌]

物足りないけど行き先は期待する物語。汎用からエロ、ホラーまで広範囲に使えるスライムが王道人気モンスターの花形なら、ゴブリンとオークは選ばれし雑魚モンスターである。東洋的だと猪八戒の印象が強すぎるが、醜悪さもコメディもモブとして立派にこなせる雑魚である。だがこの物語の主役オークは別の路に足を踏み出した。ハードボイルドの部類である。ゴブリンとオーガに挟まれた中間管理職として培われた忍耐強さだろうか、彼は多くは語らないのである。

2017/06/07

[しましまこ]

オークと魔女。あまりにもストレートな展開に驚いたよ。

2016/12/14

[イーダ]

絵がかわいい。美女と野獣ならぬ、美幼女と野獣ですね。でも、ヴァルはとっても優しい心の持ち主だし、顔もそんなに怖くないので「野獣」って感じじゃないですね。これからもカトリさんの出番はあるのか気になります。

2017/04/29

[トリニト]

ジャケ買い！絵は未熟だが当たり！

2016/12/04

[Ｍ２]

途中何度も泣きそうになった。そしてヴァルさんのツンデレぶりに萌えた。これ、また続くんだよね？カトリさんとかレミネン隊長とかまた会えるよね？リーナとヴァルさんのこれからも気になるしミリヤと隊長の関係（隊長の過去）も気になる。今のところ悪人がみんな悪人顔なので安心して読めるんだけど、美形の悪人とかも今後出てくるのかな？

2017/05/19