内容説明
「お笑い芸人にユーラシア大陸を横断させるような番組を追放してやる!」――ぼくはそんなでっかい夢を抱いて芸人になった。しかし、現実は容赦ない。プロデビュー1年目にして、追放するはずだった番組が相方を起用、ぼくはひとり取り残された......ちょっと待て、相方がおらんかったら、ぼく、ただのニートやん......!
テレビで見るだけがすべてじゃない。華やかに見えるお笑い芸人たちも、みんな裏では必死にもがいてる! 松尾スズキが絶賛した、業界初の「笑えないお笑い小説」、ここに誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
刹那
11
大どんでん返しがあるかなーと思ったけど、いろいろ残念なまま終わってしまった。。あまり好きではない…(-_-;)フィクションなんですね…笑2014/08/21
kujira
2
なんかこう、色々痛い。自意識がもろもろ出て来てしまって、このフィクションという薄皮に包まれたリアルがうっすら透けて見えてきてしまって痛い。出来る事ならばみんな知りたくない感情なんだと思うんだけど、多分これを知っておくべき人は世の中に結構、いる。当事者だったというだけでこれを書く価値はあったと思うし、この本が存在する意味はそこらへんにあると思う。……まあ、小説としての出来不出来はおいといて。2012/02/21
みやこ
1
色々と痛々しかったかな。実話なのかー、ふむふむって感じ。理想をずっと語っていて、現実とのギャップに苦しんでいるなーっていうのが感想です。まぁなかなかにない人生だとは思いますが…2012/07/07
bluetree
1
自分の中の内側、外側もあるんだろうけど、自分の外の内側、外側もある。 刺激のない生活からの視線や思考といったものは他人に刺激を与えない。2012/06/24
コゴエルナツ
1
なんだかなぁ・・・自分に都合のいい部分が多すぎてなんとも閉口。結局解散ライブを2005年にやった話とかは書いてないし。好きな仕事と向いてる仕事が必ずしも同じではないと言う典型例。気づくのが遅すぎるよなぁという印象2010/12/02