内容説明
本書は、2009年7月12日に開催された第16回東京国際ブックフェア読書推進セミナー「茂木流『読書のすすめ』」の講演をもとにしたもの。小学三年生で年間100冊、五年生で年間200冊を読破し、高校時代には『赤毛のアン』シリーズを原書で読み、「読書」をベースに学力（英語力も）・知力・思考力を伸ばしてきた茂木健一郎氏が、『論語』、夏目漱石、樋口一葉、内田百間、小林秀雄、『赤毛のアン』……数々の愛読書を紹介しながら、活字の力、読書の効能、日本語の素晴らしさ等について語る。「活字を読んで、聴いて、書けば、脳は成長する！」ことを実証してきた人気脳科学者が、「読書」の魅力についてはじめて語る！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
24
自らの経験と距離をとって整理し、洗練した言葉に置き換える。それが文学2023/06/07
ともちゅん
18
ん、なんかさらっと読めたせいか、あまり覚えてない…。目新しい新しい情報はなかったよーな。2015/08/02
かこりむ
12
なんだか軽い感じだなぁ、と思ったら講演を起こしたものでした。本書では、活字になった本の魅力について繰り返し説いている。話したことを記録したものと最初から読みものとして書かれたものとの違いを、本書をもって体現している、のかな？内容的には面白かった。茂木さんのちゃんとした（？）書物も読んでみたいし、夏目漱石も再読せねば。自分で文章を書いてみることや英語の勉強は、これからも続けていこう。ボケ防止にもなるらしいし！2015/07/26
りえこ
12
今まで読んだことのある本について、気付かなかった点に注目していたり、読むことだけでなく書くことと書かれていて、日本語についても書かれていて良い本でした。2015/05/03
こかち
11
話があちこちに飛んでいるような…私の脳がダメなんだろうか。小林秀雄講演ＣＤは聴きたい。2017/09/29
