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内容説明
ロボットは人間の生活を豊かにしてくれる、有能な味方なのでしょうか。
それとも人間の仕事を次々と奪っていく警戒すべきライバルなのでしょうか。
ロボットが将棋や囲碁で人間を凌駕したあと、本来人間でなければできないと信じられてきた領域にどこまで進出していくのでしょうか。
本書ではこれらの難題を考えながら、人間とロボットのかかわりを考えていきます。
ロボットが政治、経済、文化、教育、そしてややこしいことに、人間の存在意義や人間の定義、さらに生と死の考え方に変更を強いることになる――。
そのような衝撃的な未来を、新たな視点から予測してみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Keizy-soze
5
【意志を持ちはじめるロボット】 10月30日読了。 2016年102冊目。 宇宙とロボットを研究し続けてきた著者が 現在の科学技術を発展させた先にある AIとの未来予測を独自の視点から紹介。 人類にとってロボットはどのような影響を及ぼすのか。 人間の生活を豊かにしてくれるのか、 人間の仕事を奪う警戒すべきライバルとなるのか。 内容には所々難解な部分も入ってくるが、 わかりやすくイメージをもたせながら解説しようとする思いは伝わる。 少し空想科学読本的なトンデモ本に分類されるきらいがありそう。 著者2016/10/30
ヘビメタおやじ
4
これからのロボットがどう進んでいくのかを予測し、解説しています。平易な文章で、専門用語もなく、読みやすいです。しかし、だからこそ具体性に欠けるので、ロボット革命の実際がイメージしにくいのが残念です。2016/12/23
izw
3
著者の中谷先生は1944年生まれで、JAXAで宇宙ロボットの研究・開発に従事していた。30年後ほどの近未来は「パソット」(パーソナルロボット)を各個人が持つようになる時代、300年ほど先の未来には「ヒューロ」(ヒューマンとロボットが融合した新種の生物)が出現するとして、今後の社会を描いて見せる。カーツワイルがシンギュラリティとした2045年の状態が、遠い将来には生じるかもしれない、と言っているだけのようで、描かれた未来は「衝撃的」でも突飛でもない。最近ではよくある平凡な未来予測である。2016/09/12
hori-chan
1
昔の上司に薦められて読んでみることに。「所詮人の心なんて」ってちょっとクールなことを考えてみたりして。2017/08/13
m-bone
1
「ロボット」という、至極曖昧なカテゴリを、素人にもわかりやすく(多分、中学生でも読みこなせる)説明してくれた本だと思います。すぐに読めるし、ロボットと心の関係の難しさもよく理解できるので、おすすめです。2016/11/23
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