じっぴコンパクト新書<br> なんだこりゃ? 知って驚く東京「境界線」の謎

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じっぴコンパクト新書
なんだこりゃ? 知って驚く東京「境界線」の謎

  • 著者名:小林政能
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 実業之日本社(2016/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408111643

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内容説明

かつて、東京は35区ありました。いまは23区です。12区はどこにいってしまったのでしょう? 実は、元々はさらに少なく15区で、その範囲もいまの23区よりずっと狭いものでした。いまの新宿駅や渋谷駅付近は「東京市」ではなく、それぞれ開業時には「北豊島郡角筈村」「南豊島郡中渋谷村」と呼ばれた「市外」の地域でした。 小さかった東京市は、人口増加により徐々に拡大されていきます。1932年には現在の23区とほぼ同じ地域が35区に編成されます。それが「東京市」から「東京都」直轄の「特別区」となり、戦後、人口のバランスなども考慮されていまの23区となります。 その23区をよく見ると、15区、35区時代の痕跡がいっぱい。なぜそこに区境があるのか。実はここはかつて区境だった。本書はそんなところを訪ね歩きます。市区町村の境界から、東京を眺めてみましょう。 【目次】 Chapter-1境界を歩こう! 下も向いて歩こう!/Chapter-2東京23区の端にまつわるエトセトラ/Chapter-3東京区部の歴史を遡る1 現在から23区ができたころ/Chapter-4東京区部の歴史を遡る2 15区ができたころ/Chapter-5東京区部の歴史を遡る3 江戸から東京になったころ/Chapter-6境界を実際に歩こう、謎を解こう! そのための準備&資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

23
感想を書かずに手放すことにしました✨2019/11/13

yamakujira

6
境界未定地とか飛地とか、変則的な境界線について教えてくれる第2章はおもしろかったのに、あとは区域の変遷に費やされて、単なる区境を見せられても楽しめなかった。なんの変哲もない路地が境界だと聞いても、驚きもなく「ふ~ん」と思うだけ。でも、著者が主宰する「境界協会」のメンバーだったら、境界ってだけで胸が躍るんだろうな。それに本書で言う「東京」は23区のことで、多摩地区は対象外としてるのが残念だった。いろんな趣味があるんだなぁと感心しちゃうから、境界探訪での失敗談や苦労話を読みたかったな。 (★★☆☆☆)2018/07/18

sun

6
東京の境界線を探索する。オタク。「境界協会」が存在し、境界プレートが並んでいるのを「境界キスマーク」と名付ける。東京に飛び地があるのには驚いた。酒席のコネタに使わせていただきます。2016/10/09

tomosaku

1
ワシもイベントに行ったことがある「境界協会」主宰による、東京の行政区分境を中心に扱った地理本。荒川区と荒川をめぐるエトセトラや、我が家から数百mにある三区界など、メジャー話からとっかかりやすく解説している。 様々な雑学が面白いが、実際のところ「なぜこの区界/市県境になったのか」は不明な点も多く、ややモヤっとしてしまうのも確か(それは本書のせいではないけど)。あと、後半が歴史の話に終始したのは、それはそれで面白いが、もっと境目の話を読みたかった感もある。2021/08/03

H.A

1
境界線ネタより、東京23区のなりたち・変遷的な話が主である。もう少し面白いものと期待したのですが、、2017/02/26

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