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内容説明
商談で損をしないために、交渉で負けないために、会議で誤った結論を出さないために――おかしな主張を10秒で見抜く方法を公開! おかしな主張には「論点がずれている」「論理展開が間違っている」「根拠・前提が間違っている」「根拠が偏っている」など典型的なパターンがあり、それを知っておくだけでかなりの部分は瞬時に見抜けるようになる。さらに、人間が騙されやすい罠を事例とともに紹介する。身近な事柄だけ根拠にする「半径五メートル論法」、見たいものだけを見る「確証バイアス」、成功者だけで結論を出す「生存者バイアス」、説得力を下げる「ブーメラン現象」、反論しにくい「機長症候群」、間違った方向に導く「統計の罠」……。本書を読み、誤った主張をロジカルシンキングで論破せよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiki
10
論理的思考力をつけるには実戦第一。そのために知識を身につけることは、自分の考えをすぐに出せる、瞬発力に繋がる。考えがまとまっても、時が経ってしまうと意味がない。情報の出所がどこか、前提が正しいのか、法的と道義的を見分けられるか。人の特性を理解して情報を見ることも大切。健全な批判精神を持ち、微妙な違和感を大切にする。偏った議論になりそうな会議には、悪魔の代弁者の役割が時に必要。当事者意識を持って対案を考え、相手の特性に合わせて議論をするテクニックを身につけること。2018/05/04
の
2
ビジネスで陥りがちな「根拠の不備」をパターン化し、主張に騙されないための心構えを紹介した本。一見論理的な話に思えても、論理展開の方法や、根拠の選び方が誤っており、実は主張に妥当性が無いことは多々ある。社会は常に進展しつつあって、過去の道義や風習を根拠にした所で、それは一部の主義を全体化したものに過ぎない。そのような理論を裏付けるためには、事実誤認や偏った情報を信頼してしまうなど、ビジネスパーソンとして危うい癖を身に付けてしまう。常に批評的態度を保ちつつ、会話に瞬発力を持たせるよう、日々精進していかねば。2017/05/12
ぬまゆ
1
あまりおすすめしない。一般的な内容ばかりで、たいしたことは書いていない。また、大筋ではさておき、細かい点で誤ってるのかなというところも数点あった。2016/10/01
kaz
0
総じて常識的な内容とは思うが、きちんと意識していないと、案外、引っかかってしまうような罠も紹介されている。健全な批判精神を持ち、詭弁などに惑わされることの無いよう、根拠、前提、論理展開、数字の罠等に気をつけたい。 2017/05/14
Tomohiro Morita
0
論理的はわかっているけど・・・っていう人には読んでみていい本だと思います。とても分かりやすいです(あまりアカデミックではなく難しくない)。2016/12/18