内容説明
性教育のあり方があいまいな今、「性はいのちの話のひとつとして語るもの」として中学生以上に向け、人が生まれてくる過程を根源からやさしく伝える決定版。明星学園の感動の授業を書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
25
図書ボランティアの保護者から性教育に関する本のレファあり選書中。勤務校に所蔵なし。東京子ども図書館選『知識の海へ』より。30年以上前から子どもたちに発信されてきた「いのちの授業」の書籍化。"「性」とは、それなしではいのちが途絶えてしまう、なくてはならない「生」の一部"という一文にはっとさせられる。奇跡的な精子と卵子の結合、そして果てしない生命の神秘を前に、自分の存在を意識した時自然とおののいてしまう。後半では男女の生殖の役割や行為、リスク、予防について語られる。『アンネの日記』からの引用もあり興味深い。2024/06/14
もーちゃん
8
とてつもなくたくさんのいのちに支えられて、今、わたしはここにいる。あたりまえだけど、自分をはじめ、他人も傷つけてはいけないし、居なくてもいい人はいない。そう思っていても、この自己肯定感の低さは如何ともし難い。セックスについての章は、まぁいらないかな、と思いつつ読んだけど、女らしさ、男らしさの思いこみに気付かされた。性について気になり始める年ごろにはよい本だろうと思う。2013/06/24
tellme0112
7
「卵子と精子はどうやってであうの?」の質問に、どう答えるべきか悩みつつ手に取った本。中学生の質問箱とあるが、六年生にも「いのちの授業」をしているようだ。話題が幅広く、大変興味深く読んだ。よく書かれている。夫にも読ませたい。いい夫婦の日に相応しい読書だったなあ~。2017/11/22
ツキノ
7
明星学園小学校の授業が本になった。中学生の質問箱シリーズのシリーズの特徴なのだけれど、子どもの質問や感想が文中に挿入されている。文章も語り掛ける口調になっているのがいい。本の花束の表紙インタビューを読んで購入。積読していたのがいいタイミングで読めた。2017/07/03
Naoko
4
人は母親のお腹の中の10カ月で38億年分の進化をする。生物の歴史がDNAに刻み込まれている。それを知って大興奮。生命ってすごいわ。2015/02/17
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