内容説明
世界中の辺境を旅してきた作家、椎名誠の「原点」。地球の森羅万象をめぐるエッセイ集です。「Webナショジオ」の連載11回分に書き下ろしを加えて書籍化しています。
世界一深い洞窟、空飛ぶヘビ、寄生虫サプリメント、古代の魚人剣闘士、宇宙エレベーターなどなど――。世界各地を旅する作家による、地球の不思議をめぐって繰り広げる奇鬼驚嘆痛快エッセイの数々をお楽しみください。
※紙版書籍に収録しているナショナル ジオグラフィックの写真は電子版には収録しておりません。
【著者紹介】
椎名誠 (しいな まこと)
1944年、東京都生まれ。作家。「とつげきシーナワールド」編集長、写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。
『岳物語』「『わしらは怪しい探検隊』シリーズ」『十五少年漂流記への旅』『水惑星の旅』『ぼくがいま、死について思うこと』『ぼくは眠れない』『EVENA』等著書多数。
公式ネットミュージアム「椎名誠 旅する文学館」にて、オリジナル連載、イベントのお知らせ、最新刊の紹介などさまざまな情報を発信中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
90
(2023-42)【図書館本】タイトルから見て椎名さんの洞窟探検の話かと思ったら、主にナショジオ誌に連載されていたエッセイをまとめたものでした。もちろん洞窟の話もある。シーナさん、閉所恐怖症だったんですねえ。それにしても各章で色々と紹介されている本が面白そうですね。シーナさんの読書量の凄さに感嘆しました。さすが「本の雑誌」の創設者。★★★2023/05/06
るっぴ
24
椎名誠作品、初読み。地底世界の話が、一番楽しめた。2016/08/06
鱒子
23
図書館本。久しぶりにシーナさんのエッセイを読みました。タイトルと内容が合っているとは言い難いですが、世界中を旅してきた(主に僻地)著者が、ナショジオとタイアップした本。面白かったです。ここで紹介されているナショジオの本、読んでないものも多々あり、いずれも面白そうなのばっかりで、また読みたい本が増えてしまいました。SFマガジンに掲載されたエッセイも一緒に載っています。2016/08/22
フーミン
13
後半のSF空想と妄想は椎名節がとくに冴え渡り創造の世界に浸りました。椎名さんの豊富な知識はすごい。だから楽しい。このSF妄想シリーズの続編を書いてほしいなぁ2023/03/16
takeapple
13
椎名誠が、あのナショジオに書いたものなのかと思ったら、web版の方であった。科学や宇宙に関する話題が多いのは、著者の興味関心が高いことと、webナショジオともう一つはSFマガジンに連載されたものだからだろう。関連する面白本のブックガイドにもなっているのがいい。2018/06/04
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